足立区立西新井第二小学校

足立区立西新井第二小学校について

概要

足立区立西新井第二小学校（あだちくりつ にしあらいだいにしょうがっこう）は、東京都足立区に位置する公立の小学校です。この学校は1964年に設立され、スクールカラーは明るい黄緑色です。また、略称として「西二小」（にしにしょう）が使われています。

沿革

西新井第二小学校は、1964年4月1日に足立区立西新井第一小学校の分校として設立され、当初は西新井第一小学校の校舎を借用していました。同年の6月30日には校舎が竣工し、9月1日に独立した学校として正式に開校しました。初代校長は古谷政雄氏が就任し、11月4日には開校記念式典が行われ、この日が毎年の開校記念日として祝われています。

学校の成り立ちから数年後、1968年には体育館が完成し、1969年にはプールも設置されました。1972年には新たな学校（西伊興小学校）が開校され、そこでの児童が新しい学校へと移りました。これを背景に、1975年には設立10周年を祝い、1984年には20周年記念式典を挙行しました。

1994年には夜間照明や防球ネットが設置され、技術設備が充実し、1996年には校舎の耐震補強工事も行われました。また、コンピューター室が設置され、情報教育への対応も進められています。2002年には地域との連携を深めるために「開かれた学校づくり協議会」が発足し、2003年には設立40周年、2014年には50周年の記念式典が行われました。2024年にはついに60周年を迎え、この節目を祝う式典も計画されています。

教育目標

西新井第二小学校では、子どもたちが「進んで考える子」「仲よく助け合う子」「心と体をきたえる子」「最後までやりぬく子」となることを教育の目標としています。これに基づいて、様々な教育活動が展開されています。

学区域と進学先

この小学校の学区域には、西新井二丁目全域、西新井四丁目全域、西新井五丁目全域が含まれます。卒業後の主な進学先は足立区立西新井中学校です。

児童数とクラブ活動

2025年5月時点の児童数に関する情報は不明ですが、多彩なクラブ活動が行われており、サッカーやバドミントン、卓球、料理、手芸、パソコン、器楽、科学、図工、マンガ、陸上、囲碁・将棋、バスケットなど、さまざまな分野で子どもたちが興味を持って取り組むことができる環境が整っています。

学校周辺の施設

学校の周辺には、足立区立西新井みどり公園や西中第二公園、袋在家公園、西新井公園などの公園があり、地域の自然を楽しむことができます。また、諏訪神社や各種医療機関（大内病院、水野リハビリテーション病院）も近くにあり、地域コミュニティに密接に関わる学校となっています。

交通アクセス

交通面では、東武バスの「西新井消防署前」停留所から徒歩2分、東京都交通局の日暮里・舎人ライナー「谷在家駅」や東武大師線「大師前駅」からも徒歩15分程度でアクセス可能です。さらに、東武伊勢崎線「竹ノ塚駅」からは徒歩20分の距離にあり、利便性も高い立地です。

西新井第二小学校は、地域社会において豊かな教育環境を提供し、子どもたちが確かな成長を果たす場所として、多くの人々から支持されています。

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