踊る大捜査線 THE GAME 潜水艦に潜入せよ!

『踊る大捜査線 THE GAME 潜水艦に潜入せよ!』

『踊る大捜査線 THE GAME 潜水艦に潜入せよ!』は、2010年7月15日にバンダイナムコゲームスのバンダイレーベルから発売されたニンテンドーDS用のアドベンチャーゲームです。このゲームは、テレビドラマ『踊る大捜査線』を原作とし、多くのファンに愛されています。

ゲームの概要とストーリー

本作のデザインは、ドラマに登場するキャラクターをイラスト化したもので構成されており、ボイスは付いていません。ストーリーは、劇場版の第1作と第2作の間に位置する架空の事件を描いています。元々は『踊る大捜査線 THE MOVIE|踊る大捜査線_THE_MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』のために考案された「潜水艦事件」を基に、ストーリーが展開されています。

事件は湾岸署の刑事である青島俊作が中心となり、捜査が進められます。このゲームでは、本庁と所轄の対立が簡略化され、湾岸署の捜査による新たな事件が織り込まれています。また、エピローグや「スリーアミーゴスの日常」として、映画の続編や関連作品にもつながる部分が見られます。

潜水艦事件とは

潜水艦事件自体は、架空の出来事として位置づけられています。元々は『THE MOVIE 2』のプロットの一部でありながら、採用には至らず、その後も映像化されずにドラマ内で触れられる形で存在感を持ち続けています。この事件は、2002年に湾岸署管内で発生した自衛隊員殺害事件から始まり、青島と室井が捜査を開始。しかし、自衛隊は捜査に協力せず、青島たちは行き詰ります。

その後、室井の元に潜水艦機密データ漏洩に関する内部文書が届き、彼は捜査再開を決定します。青島はコンピュータ技師に扮して潜水艦に潜入、捜査を進めることになりました。事件の結末では、青島の行動によってテロを企てる犯人の計画が阻止され、事件は解決を見ました。

ゲームモードとプレイ内容

本作にはいくつかのモードが搭載されています。主なモードである「刑事課」では、プレイヤーが各チャプターをクリアしながら、スリーアミーゴスの日常を楽しむことが可能です。ここでは、捜査に関連するミッションを遂行しながら、さまざまなミニゲームに挑戦します。要所では「ロジックモード」も登場し、室井が捜査情報を整理する場面もあります。

他にも「資料室」でキャラクターやストーリーを参照したり、「通信室」で名刺交換機能を楽しんだりすることができます。本編クリア後にはミニゲーム「スタンプDEアミーゴ」も解放され、自然にゲームの世界を楽しむことができます。

登場人物

本作には、原作ドラマと同様に人気キャラクターが登場します。青島俊作（織田裕二）や室井慎次（柳葉敏郎）をはじめ、恩田すみれ（深津絵里）、真下正義（ユースケ・サンタマリア）など、個性豊かなキャラクターたちがプレイヤーを楽しませます。

このゲームは、ドラマファンだけでなく、アドベンチャーゲームの愛好者にとっても魅力的な内容となっており、プレイヤーは青島たちと共に緊迫した捜査劇を体験することができます。

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