転居届

転居届とは

転居届は、引越しをする際に、日本郵便に新しい住所を通知するための書類です。この届け出を行うことで、旧住所宛に送られてきた郵便物や荷物を、新しい住所に転送してもらうことができます。また、転居届には、郵便局に対して「旧住所からの転出」と「新住所への転入」を知らせるという重要な役割もあります。

転居届の提出方法

転居届は、以下の3つの方法で提出できます。

1. 郵便局窓口での提出：
郵便局の窓口（ゆうゆう窓口を含む）で、備え付けの転居届用紙に記入して提出します。
本人確認のため、旧住所が記載された身分証明書の提示が必要です。

2. ポストへの投函：
転居届用紙に記入後、ポストに投函します。

3. ウェブサイトでの提出：
日本郵便のウェブサイトからオンラインで提出します。

いずれの方法で提出した場合でも、日本郵便では電話での問い合わせには一切対応していません。これは、届出が本人によるものであることを確認するためです。窓口以外で提出した場合は、配達員による現地確認や書面での確認が行われます。

転送期間と注意点

転居届を提出すると、配達原簿の変更処理が行われるため、実際に転送が開始されるまでには数日かかります。日本郵便では、提出から3～7日後を目安に転送を開始すると案内しています。

転送される郵便物には、旧住所の上に新住所や転送期限などが記載された「転送シール」が貼付されます。転送期間は、届出日から1年間です。転送期間が満了しても通知はされません。期間経過後は、旧住所宛ての郵便物は差出人に返送されます。

転送先は日本国内に限られています。海外へ引越しをする場合は、国内の連絡先を転送先として指定する必要があります。

また、転送先住所での居住確認は別途行われます。確認期間内に返答がない場合、郵便物は差出人に返送される可能性があります。

転居届の役割

転居届を提出することで、郵便物の転送だけでなく、日本郵便に転出と転入を知らせることができます。これにより、各種手続きがスムーズに進むことが期待できます。

その他

転送不要の記載がある郵便物は、転送されません。
ヤマト運輸の「宅急便転居転送サービス」は、2023年5月31日をもって終了しました。

関連項目

配達原簿
郵便事故
嘱託回送

外部リンク

転居・転送サービス - 日本郵便
* 宅急便転居転送サービス - ヤマト運輸

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