辻俊哉

辻俊哉のプロフィール

辻俊哉（つじ としや）は、1979年7月14日生まれ、山梨県甲府市出身の元プロ野球選手で、捕手として知られています。彼はアマチュア野球指導者としても活躍しており、2022年まで国士舘大学硬式野球部の監督を務めました。現在はマツゲン箕島硬式野球部で投手コーチとして指導にあたっています。

経歴

プロ入り前

甲府工業高校に進学した辻選手は、第79回全国高等学校野球選手権大会に出場しますが、3回戦で敗退しました。高校卒業後は国士舘大学に進学し、1年春からレギュラー捕手として活躍。全試合に出場し、4年生のときには主将も務めましたが、大学時代には1部昇格を果たせませんでした。2001年にはドラフトでロッテに5巡目指名を受け、プロ入りを果たします。

ロッテ時代

ロッテに入団した2002年、清水将海が怪我をしたことから、辻選手は早くも6月に一軍昇格を果たし、プロ初本塁打を満塁ホームランで記録しました。1年目のシーズンは41試合に出場し、主に3番手捕手として活躍。その後、2006年には自軍の捕手陣の不振もあり、代打としての出場機会が増加。シーズン途中からは1軍に留まりました。

オリックス時代

2006年11月、辻選手は早川大輔とのトレードによりオリックスに移籍。オリックスでは始めの2年間は出場機会が限られましたが、2009年には多くの選手が怪我をする中、初めて「5番・一塁手」として出場し、移籍後最多の25試合に出場しました。しかし、その後は出場機会が再び減少し、2013年10月に戦力外通告を受けました。

現役引退後

引退後、辻選手は母校である国士舘大学のコーチとして2014年4月に指導職に就き、同年12月1日には監督に就任します。2022年まで監督としてチームを指導し、2024年からはマツゲン箕島硬式野球部の投手コーチとして新たな務めに取り組んでいます。

選手としての特徴

辻選手は本職は捕手ですが、バッティング技術にも秀で、時には一塁手や代打としても出場していました。特に2006年には、対ソフトバンク戦で外野フェンスに広告看板を当て、100万円の賞金を獲得するなど、その打撃力を印象付ける場面もありました。

詳細情報

彼の打撃成績や守備成績は多岐にわたります。選手としての彼の記録には、初出場や初打席、初安打、初先発出場、初本塁打、初盗塁などが含まれています。特に、彼の初本塁打は2002年7月に西武ライオンズ戦で記録されました。

結び

辻俊哉は、プロ野球選手としての成功を収めた後、指導者としても多くの若手選手を育ててきました。彼のキャリアは、野球界において多くの人々に影響を与え続けています。

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