近藤久美子

近藤久美子さんは、1971年4月3日、鹿児島県鹿児島市で生まれました。鹿児島純心女子高等学校、聖心女子大学文学部を卒業後、1994年、鹿児島読売テレビの開局と同時にアナウンサーとして入社しました。

大学時代は、著名な作家である遠藤周作を研究テーマとして学んでいました。その知的な探究心は、後々のアナウンサーとしての仕事にも活かされたと言えるでしょう。また、出身中学校である鹿児島市立天保山中学校では、人気女優の稲森いずみさんと同級生だったという興味深いエピソードも持ち合わせています。

近藤さんのキャリアは、鹿児島読売テレビの顔として華々しいものでした。朝の情報番組『ズームイン!!SUPER』では初代鹿児島担当キャスターとして、また『ズームイン!!朝!』では4代目鹿児島担当キャスターとして、多くの視聴者に親しまれました。さらに、『KYTニュース』や『KYTニュースプラス1』『KYTニュースリアルタイム』など、数々のニュース番組でキャスターやリポーターを務め、正確で分かりやすい情報伝達で高い評価を得ていました。特に『KYTニュースリアルタイム』では、2007年10月1日から2009年10月2日まではキャスターとして、その後は取材やリポーターとして番組に貢献しました。

アナウンサーとしての活動以外でも、近藤さんは鹿児島読売テレビの様々な番組に携わっています。現在も局名告知のナレーションを担当しており、その落ち着いた声は多くの視聴者に親しまれています。また、『かごしまソロ活』のナレーションや、『かごピタ』の広報担当として、鹿児島の地域社会に貢献する活動にも積極的に取り組んでいます。

1994年入社の同期には、現在広島テレビアナウンサーである糸永直美さんをはじめ、蛭川雄二さん（入社当時は営業局）、今井智久さん、長島崇彦さん、下川文子さんなど、多くの才能が揃っていました。これらの同期との交流も、近藤さんのキャリアに良い影響を与えたことは想像に難くありません。

近藤さんの妹さんも鹿児島放送の社員であるという点も、メディア業界との深い繋がりを示しています。家族的な支えが、近藤さんの長く充実したキャリアを支えてきたと言えるでしょう。

近藤久美子さんは、アナウンサーとしての高いスキルと、地元への深い愛着を兼ね備えた、まさに鹿児島読売テレビを代表する人物と言えるでしょう。今後も、様々な形で鹿児島の地域社会に貢献していくことが期待されます。

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