近藤徹

近藤徹

近藤徹（こんどう とおる）は、1936年1月4日生まれの日本の土木工学者、建設技監です。土木学会認定の特別上級土木技術者（総合）の資格を有しています。

経歴

1959年に東京大学工学部土木工学科を卒業後、建設省に入省しました。建設省では、河川局長、建設技監などの要職を歴任し、日本の土木行政に大きく貢献しました。その後、民間企業に転身し、水資源開発公団総裁を経て、2004年には東北電力の常任顧問に就任しました。

建設省時代には、数多くのダム建設プロジェクトに関与しました。代表的なものとして、薗原ダム、矢木沢ダム、川治ダム、長良川河口堰などが挙げられます。これらのプロジェクトを通じて、日本の水資源開発や治水事業に貢献しました。

また、土木学会においても重要な役割を担いました。会長、東北支部幹事長、中国支部長、副会長、定款委員長、論説委員など、様々な役職を歴任し、土木工学の発展に尽力しました。さらに、河川協会会長、応用生態工学会会長なども務め、幅広い分野で活躍しました。

主な業績

ダム建設: 薗原ダム、矢木沢ダム、川治ダム、長良川河口堰など、多くのダム建設プロジェクトに携わり、日本の水資源開発と治水に貢献しました。
土木行政: 建設省において、河川局長、建設技監などを歴任し、日本の土木行政を主導しました。
学会活動: 土木学会の会長をはじめ、様々な役職を歴任し、土木工学の発展に大きく貢献しました。
その他: 河川協会会長、応用生態工学会会長なども務め、幅広い分野で活躍しました。

栄典

長年の功績が認められ、瑞宝重光章を受章しています。

人物

近藤徹は、日本の土木工学界を代表する人物の一人であり、その知識と経験は、今日の土木技術の発展に大きく貢献しました。ダム建設などの大規模プロジェクトの遂行能力だけでなく、学会活動を通じて、後進の育成にも力を注ぎました。その業績は、日本の社会基盤整備に不可欠であり、今後も長く語り継がれることでしょう。

まとめ

近藤徹は、土木工学者、建設技監として、日本の水資源開発と治水事業に多大な貢献をした人物です。その知識と経験は、日本の土木工学の発展に大きく貢献しました。また、学会活動を通じて後進の育成にも尽力し、その功績は後世に語り継がれるでしょう。

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