近藤正道

近藤正道のプロフィール

近藤正道（こんどう まさみち）は、1947年1月25日に新潟県三島郡出雲崎町に生まれた日本の政治家であり、弁護士としても活動しています。彼は中央大学法学部で法律を学び、1977年には新潟市に法律事務所を開業しました。

政治キャリアの始まり

1987年に日本社会党公認で新潟県議会議員選挙に出馬し、初当選を果たしました。以降、彼は県議会議員として5期にわたり活動を続けました。2004年には第20回参議院議員通常選挙において新潟県選挙区から無所属で立候補し、当選を果たしました。これ以降、近藤は社会民主党・護憲連合の一員として活動をすることになります。

彼は1997年に社民党新潟県連代表として活動をしており、2004年の参院選においても党籍を保持していましたが、民主党の選挙協力を受けるため無所属で立候補し、推薦を得る形が採られました（これを「新潟方式」と呼ばれています）。

政策への関与

近藤は、普天間基地移設問題において、当時の鳩山由紀夫内閣が沖縄県外への移設を断念したことに対し、社会民主党が連立政権を離脱する選択をした際に、離脱には反対の立場を示しました。2010年の参議院議員選挙では再び無所属で出馬しましたが、結果は次点で落選してしまいました。この頃から彼の政治的活動の幅を広げていくことになります。

柏崎市長選挙への挑戦

2020年9月25日、近藤は柏崎市長選挙に立候補すると表明し、立憲民主党、日本共産党、社会民主党の推薦を受けました。しかし、同年11月15日の投開票では、現職の桜井雅浩に対して2万票以上の差で敗れてしまいました。

取り組んできた活動

近藤正道は、政治活動の中で特に市民との対話を重視しています。2006年には「共謀罪に反対する超党派国会議員と市民の緊急院内集会」を呼びかけ、活動を展開しました。2008年にはこんにゃくゼリーの製造・販売に対する規制を求める申し入れを行い、消費者保護にも取り組んでいます。

さらに、2009年には在日外国人の地方参政権法案の早期成立を求める集会に参加し、国籍に関わらず平等な参政権を求める姿勢を示してきました。

政策と提言

近藤は選択的夫婦別姓制度の導入について強い支持を表明しており、「人権大国としての自覚を持つためにも必要」と述べています。これは、彼が人権の重要性を認識し、より良い社会を実現するための取り組みを支持する立場から来ているものです。

関与する団体

近藤正道は、日本民主教育政治連盟のメンバーであり、また「共謀罪に反対する超党派国会議員と市民の集い」の呼びかけ人としても知られています。これらの団体や活動を通じて、彼は公正で開かれた政治の実現に向けて不断の努力を続けています。

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