速水将大

速水 将大（はやみず しょうた）

速水将大は、2000年10月26日に愛知県一宮市に生まれた元プロ野球選手です。ポジションは内野手で、右投右打の選手として知られています。彼はNPB（日本プロ野球）の育成選手として活躍し、そのキャリアにおいて多くの経験を積んできました。

経歴

プロ入り前

速水は小学校時代、一宮リトルリーグに参加し、中学校では尾張一宮リトルシニアでプレーしました。4歳上の兄の影響を受け、早くから硬式野球に挑戦。中学卒業後は、愛知県を離れ日本ウェルネス筑北高等学校に進学し、そこで出会った赤羽由紘と共に青春を過ごしました。高校卒業後は地元に戻り、至学館大学短期大学部の体育学科に進学しましたが、2年で野球部を退部することとなりました。

BCL・富山時代

2021年には、ベースボール・チャレンジ・リーグの富山GRNサンダーバーズに練習生契約で入団します。4月には正式選手契約を結び、9月には読売ジャイアンツとの交流戦に出場。ドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから育成選手として指名を受けます。その後、仮契約を結び背番号123を付けることになりました。

ロッテ時代

2022年にはイースタン・リーグの公式戦で23試合に出場し、主に遊撃手や二塁手としてプレーしましたが、打撃成績は17打席で打率.188と厳しいものでした。しかし、オフには母校を訪れ後輩にエールを送る姿も見られました。2023年には、出場機会が増え75試合に出場しましたが、打率は.196と期待通りの結果を出せず、球団から戦力外通告を受けました。その後、11月には合同トライアウトに参加し、1安打を記録しました。

ロッテ退団後

現在速水は、菊水化学工業の軟式野球部に所属し、引き続き野球を続けています。

選手としての特徴・人物

速水は、内野守備や足の速さが強みとされており、一塁到達タイムは3秒9台を記録しています。彼は二塁手としての経験が豊富ですが、遊撃手としての自信も持っています。短大時代に学んだ守備技術は、このプレーに活かされています。スカウトからは小技が巧く、打撃でもコンタクト能力が高いと評価されています。また、速水自身は打撃に体力が影響していると感じており、コンパクトなスイングを心がけていると述べています。

彼は若い選手たちにとっての希望や勇気を与える存在になりたいと語っており、過去に憧れた選手の影響も強く受けています。そして、プライベートではロッテのお菓子、特にチョコパイが好きなことを公言しています。

詳細情報

• - 背番号: 32（2021年）、123（2022年 - 2023年）
• - NPB年度別打撃成績: 一軍公式戦出場なし
• - 独立リーグでの年度別打撃成績: 記録なし

関連項目

• - 富山GRNサンダーバーズの選手一覧
• - 千葉ロッテマリーンズの選手一覧

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