進藤亮佑

進藤亮佑

進藤亮佑（しんどう りょうすけ）は、1996年6月7日生まれで、北海道の札幌市白石区出身のプロサッカー選手です。彼はJリーグのセレッソ大阪でディフェンダーとしてプレーし、日本代表にも選ばれた経験を持つ選手です。

来歴

進藤は2012年にコンサドーレ札幌U-18に入団し、その後順調にキャリアを積み上げていきました。彼は2014年10月31日にコンサドーレ札幌のトップチームへの昇格が発表され、2015年に正式にチームの一員となりました。

彼の初めてのプロシーズンである2015年には、Jリーグ・アンダー22選抜に選ばれ、若手選手として注目を集めましたが、出場機会は限られました。特に2017年は8試合の出場にとどまっていましたが、2018年からは状況が変わり、監督のミハイロ・ペトロヴィッチにその潜在能力を見いだされ、3バックの右寄りに定位置を確保しました。プロ4年目にして、念願のリーグ戦全試合フル出場を達成します。

2019年には特筆すべき活躍を見せ、5月4日のヴィッセル神戸戦では美しいバイシクルキックでゴールを決め、チーム内で令和最初のゴールを記録。さらに、4月28日の試合では平成最後のゴールも決めたことで、注目を集めました。この年の11月には、ベネズエラとの国際親善試合で初めて日本代表に選ばれるという大きな節目を迎えました。

2020年には田中駿汰とのポジション争いが激化し、出場機会が減少。加えて、10月には右足首の靱帯を負傷し、苦しい時期を過ごしました。しかし、2021年にはセレッソ大阪に移籍し、リスタートを果たします。彼はその後、右足関節後方インピンジメント症候群の手術を受け、復帰を果たしました。

2022年には開幕戦で先発出場し、シーズン第1号となるゴールを決めましたが、選手層の厚さから出場機会が限られる場面が続きました。それでも、北國新聞・北國銀行ドリームマッチでは結果を残し、チームの勝利に貢献したのです。

2023年にはマテイ・ヨニッチの離脱により先発の地位を確保し続けました。小菊昭雄監督は「トップレベル。日本代表を目指すべきだ」との評価を与えるほど、そのパフォーマンスが信頼されていました。

所属クラブ

• - SSS札幌サッカースクール (札幌市立南郷小学校)
• - SSSジュニアユース (札幌市立白石中学校)
• - コンサドーレ札幌U-18 (北海道札幌白石高等学校)
• - 2015年 - 2020年　コンサドーレ札幌
• - 2015年　Jリーグ・アンダー22選抜
• - 2021年 - 現在　セレッソ大阪

個人成績

進藤のJリーグでの公式戦初出場は、2015年3月29日のJ3第3節でのFC琉球戦でした。初得点に関しては、2015年8月9日にJ3第25節しか記録しておらず、コンサドーレ札幌の選手として初得点は2017年4月12日の清水エスパルス戦となっています。

タイトル

チーム

• - 北海道コンサドーレ札幌: J2リーグ（2016年）

代表歴

進藤は若い頃から代表選手としても活動しており、次の世代のチームでの経験も持っています。

• - U-17日本代表（2013年）
• - U-18日本代表（2014年）
• - U-19日本代表（2014年）
• - 日本代表（キリンチャレンジカップ2019年）

進藤亮佑選手は、これからも多くの試合でその実力を証明し、日本サッカーに貢献することが期待されます。

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