運上弘菜

運上 弘菜（うんじょう ひろな）について

運上弘菜は、1998年8月9日生まれの元アイドルで、日本の女性アイドルグループHKT48の元メンバーとして知られています。北海道出身で、ファンからは親しみを込めて「なっぴ」と呼ばれています。

アイドルキャリアの始まり

運上は、小学生の頃からAKB48ファンとしての活動をしており、特に前田敦子の存在に影響を受けていました。2014年4月に行われた「AKB48 Team8全国一斉オーディション」に応募しましたが、最終審査で落選しました。その際、北海道代表に選ばれたのは旭川市出身の坂口渚沙でした。

落選後も高校生活を送りながら、HKT48の指原莉乃の活躍を見て、等身大のアイドルとして成長したいという意欲が湧きました。2016年にはHKT48の4期生オーディションに応募し、最終審査を経て7月12日に4期研究生としてデビューを果たしました。

活動のハイライト

運上は、2017年の「AKB48グループユニットじゃんけん大会」において、チームTIIメンバーの荒巻美咲と組み、見事に優勝を果たしました。同年1[[2月]]にはシングル「天使はどこにいる?」をリリースし、この曲でAKB48グループ内の北海道出身メンバーとしては初めての優勝を飾りました。

2018年には、HKT48のチームKIVに昇格し、その後も活動を続けました。特に、2020年4月にはシングル「3-2」の表題曲で初のセンターを務め、多くのファンを喜ばせました。また、2018年の世界選抜総選挙では83位を記録し、特別枠にも選ばれました。

2021年4月には福岡県の特命PR大使に任命され、同年9月には自身初のソロ公演『WHITE』を行い、注目を集めました。2022年には主演映画「向田理髪店」にも出演し、女優としての道も歩み始めました。

HKT48卒業とその後

2023年7月、HKT48からの卒業を発表し、10月には卒業コンサートを開催しました。その後は東京に移り住み、事務所には所属せず自主的な活動を続けています。2024年には『週刊プレイボーイ』において約1年ぶりに撮影復帰を果たしました。

パーソナルな側面

運上は、アルペンスキーが得意という一面があり、また卓球やソフトテニスにも取り組んでいました。家族には兄が一人おり、地元の小学校で学んでいた経験があるなど、地元に根ざした生活を大切にしてきました。彼女のキャッチフレーズは「北海道から来たど!なっぴこと運上弘菜です」として広まり、西日本スポーツでは「博多の白い恋人」とも称されました。

HKT48加入当初は、北海道から福岡への頻繁な移動があり、ステージでのパフォーマンスには苦労したこともあると語っています。運上は、舞台やテレビ番組、CMなど多様なメディアで活躍を見せており、今後のさらなる成長に期待が寄せられています。

まとめ

運上弘菜は、その明るい性格と努力によって多くのファンに愛されてきました。アイドルとしての活動だけでなく、女優としても新たな道を開いている彼女の今後の動向は、ますます注目を浴びることでしょう。

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