道の駅あつみ

道の駅あつみ（夕陽のまち しゃりん）

道の駅あつみは、山形県鶴岡市早田に位置する国道7号沿いの道の駅です。「夕陽のまち しゃりん」という愛称で親しまれており、日本海に面したロケーションが魅力です。1993年に道の駅として登録され、以来、地域住民や観光客の憩いの場として親しまれてきました。

概要

道の駅あつみの最大の特徴は、その景観の美しさです。日本海に沈む夕日は息をのむほどの絶景で、夕日観覧席からはその素晴らしい景色をゆっくりと楽しむことができます。また、磯の散策路も整備されており、海岸線を散策しながら自然を満喫することも可能です。

移転整備事業

現在、道の駅あつみは、2026年度の日本海東北自動車道（日東道）の新潟・山形県境開通に合わせて、移転整備事業が進められています。2027年4月には、鼠ヶ関インターチェンジの隣接地に新道の駅として生まれ変わる予定です。

新道の駅は、敷地面積約2.1ヘクタールと広大で、日東道と国道7号の両方からアクセスできる便利な立地となります。施設は平屋建てで、地元産の木材をふんだんに使用した温かみのあるデザインが特徴です。延べ床面積は2190平方メートルで、屋内面積は1741平方メートルとなります。

施設内には、24時間利用可能なトイレ、道路・観光情報コーナー、防災施設などが整備されるほか、物販施設、フードコート、子ども休憩スペースなども設けられる予定です。屋外には、一体型の大型遊具を備えた広場も整備され、家族連れでも楽しめる空間となります。

新道の駅の設計、建設、維持管理・運営は、DBO（デザイン・ビルド・オペレート）方式で進められます。運営事業者には、庄交コーポレーションを代表企業とするグループ「夕陽コミュニティ」が選定されました。このグループは、羽田設計事務所、鶴岡建設、佐藤工務、マルゴ、ブレンスタッフの6社で構成されており、地域に根ざした運営が期待されています。

施設

現在の道の駅あつみの施設は以下の通りです。

駐車場
普通車：94台
大型車：14台
身障者用：2台
トイレ（いずれも24時間利用可能）
男：大 4器、小 11器
女：15器
身障者用：1器
公衆電話：3台
物産館「しゃりん」
レストラン（7:00 - 17:00、7月 - 8月は7:00 - 17:45）
屋外バザール
夕日観覧席
磯の散策路
* 地域情報提供施設

休館日

毎月最終水曜日（7・8月除く）
12月31日・1月1日

アクセス

国道7号

まとめ

道の駅あつみは、美しい夕日と日本海の自然を満喫できる魅力的な道の駅です。2027年には新道の駅として生まれ変わり、さらに魅力的な施設となることが期待されます。鶴岡市を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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