道の駅おがち

道の駅おがち（小町の郷）

道の駅おがちは、秋田県湯沢市に位置する国道13号沿いの道の駅で、その愛称は「小町の郷」として親しまれています。1998年に新耐震基準に基づいて鉄骨造の2階建て施設として建立され、1999年に秋田県の13番目の道の駅として開業しました。この地域に古くから伝わる歌人、小野小町にちなんで名付けられた愛称は、道の駅に訪れる人々に親しみと魅力を与えています。

道の駅の外観は平安時代の女性の旅姿である「市女笠」をテーマにデザインされており、訪れる人々に美しさを感じさせるようになっています。2000年には「道の駅グランプリ2000」で優秀賞を受賞し、地元特産品にちなんだ「美人証明書」を発行するなど、観光名所としてのアピールをしています。また、2000年度には手づくり郷土賞を受賞し、地域の魅力を発信する拠点ともなっています。

施設の詳細

道の駅おがちの施設は、主に湯沢市（旧雄勝郡雄勝町）によって整備されており、駐車場、トイレ、物産館、レストラン、休憩室などが完備されています。駐車場は普通車が46台、大型車が15台、身障者用が1台分設けられており、全てのトイレは24時間利用可能です。トイレの設備は充実しており、男子用が大5器、小15器、女子用が15器、身障者用が2器です。

物産館では、地元の特産品やお土産を購入することができ、訪れる人々に秋田の味を楽しませます。レストランでは、11:00から20:00まで営業しており、土日祝日は10:00から営業します。ラストオーダーは19:30になっています。なお、休憩室やコインシャワーも24時間利用可能で、旅行の疲れを癒すために便利です。

隣接施設

道の駅の隣には「小町の郷公園」があり、ここでは小野小町の伝説が紹介されています。この公園は約3.2ヘクタールの広さを有し、市民の憩いの場として利用されています。公園内には「小町舞台」という野外施設もあり、多様なイベントが行われます。また、閉業した植物園から移設されたシャクヤクが2024年に公園に植えられる予定で、さらに美しい景観が楽しめることでしょう。

アクセス方法

道の駅おがちは、国道13号線を利用してアクセス可能です。さらに、湯沢横手道路の雄勝こまちICからも近い位置にあります。鉄道ではJR奥羽本線の横堀駅が最寄り駅で、公共交通機関を利用する際にも便利な立地です。小町の郷に訪れることで、地域の魅力や歴史を学ぶことができ、観光に最適なスポットと言えるでしょう。

地元の特産品や観光情報を得るためにも、道の駅おがちは多くの人々に愛され続けています。

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