道の駅とざわ

道の駅とざわ（モモカミの里 高麗館）

概要

道の駅とざわは、山形県最上郡戸沢村にある国道47号の道の駅です。愛称はモモカミの里「高麗館」で、「モモカミ」という名前は、アイヌ語で崖を意味する「モモ」と盆地を意味する「カミ」を組み合わせた造語で、最上地方を想起させる響きを持たせています。

この道の駅の特徴の一つは、韓国風の建物であることです。戸沢村には韓国人妻が多く居住していることから、彼女たちが作る「戸澤流キムチ」の産品開発が行われており、その縁から韓国風の建物が建てられました。館内には、韓国の歴史や文化を紹介する「民族資料館」があり、食堂や売店でも韓国を意識した品揃えがされています。

また、この地域は古くから地すべりの多発地帯であり、交通の遮断が頻繁に起こっていました。そのため、国土交通省は長年にわたり地すべり対策工事を実施しており、その結果、裏山全山に巨大な地すべり対策の痕跡を見ることができます。道の駅では、この地すべりに関連した展示も行っています。

2008年4月1日には、高麗館の運営が戸沢村の第三セクター「戸沢村産業振興公社」から、最上川舟下りを行う民間会社「最上峡芭蕉ライン観光」に移管されました。

施設

道の駅とざわには、以下の施設があります。

駐車場
普通車：84台
大型車：10台
身障者用：5台
トイレ
男：大 6器（2器）、小 14器（5器）
女：11器（5器）
身障者用：3器（1器）
※（）内は、24時間利用可能
公衆電話：1台
公衆FAX：1台
物産館「高麗」：地元の特産品を販売
地すべり資料館：地すべり対策に関する展示
「道の駅」駅舎：休憩スペースなど
民族資料館：韓国の歴史と文化を紹介
レストラン「食文化館」：食事を楽しめる
すべりどめ観音：地すべり対策にちなんだ観音像
展望台：周辺の景色を見渡せる
遊歩道：散策を楽しめる

休館日

4月 - 10月：無休
11月 - 3月：第2・4水曜日（祝祭日の場合は翌日）

アクセス

国道47号
山形県道34号新庄戸沢線

周辺

最上峡 - 舟下り

関連項目

道の駅一覧 東北地方
道の駅一覧 た行

外部リンク

モモカミの里 高麗館
東北の道の駅

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