道の駅パティオにいがた

道の駅パティオにいがた

新潟県見附市今町に、新潟県道20号見附中之島線沿いに位置する「道の駅パティオにいがた」は、地域に根差した多様な機能を持つ交流拠点です。その名称は2012年11月30日に決定され、翌2013年3月27日に道の駅として正式に登録、同年8月23日に開駅を迎えました。2015年1月30日には、国土交通省より重点「道の駅」候補にも選定されるなど、その重要性が認められています。施設全体の運営管理は、見附市から株式会社豊栄わくわく広場が受託しています。

施設と特徴

道の駅パティオにいがたは、主に以下の5つの中心施設によって構成されています。

産直マルシェ「健幸めっけ」: 地元の農家が丹精込めて生産した旬の農産物や加工品、地元の特産品や菓子類を豊富に取り揃えています。地域の恵みを直接購入できる人気のエリアです。（営業時間：9:00 - 19:00、ファーストフードは10:00 - 17:00、冬季は10:30 - 16:00、木曜定休）
農家レストラン「もみの樹」: 旬の野菜や果物を積極的に取り入れ、健康を意識した郷土料理を提供しています。地元の味覚を心ゆくまで楽しめるレストランです。（ランチタイム：11:00 - 15:30、ディナータイム：17:30 - 21:00）
防災アーカイブ: 2004年7月の平成16年7月新潟・福島豪雨で発生した刈谷田川の氾濫による水害の教訓を後世に伝えるための施設です。当時の被災状況を示す写真などが展示されており、防災意識の向上に貢献しています。（営業時間：9:00 - 21:00）
交流休憩センター: 休憩スペースが整備されており、道路情報なども提供されます。地域住民や来訪者の交流促進の場としても活用されています。（営業時間：9:00 - 21:00）
デイキャンプ場: 刈谷田川防災公園内に設置されており、誰でも気軽にバーベキューなどを楽しむことができます。（営業時間：9:00 - 21:00）

これらの施設の他、道の駅全体が防災訓練の場として利用されるなど、様々なイベントが開催されています。また、給電スタンドも2基設置されており、24時間利用可能です。

沿革と実績

2013年8月の開駅当初、年間来場者数の目標を80万人としていましたが、開業からわずか約1年後の2014年9月5日には早くも100万人を突破しました。その後も順調に来場者数を伸ばし続け、2018年5月14日には累計500万人を達成するなど、多くの人々に親しまれています。施設としては、特にトイレの快適性や清潔さが高く評価され、2015年9月4日には日本トイレ大賞を受賞しています。

交通アクセス

道の駅パティオにいがたへは、新潟県道20号見附中之島線、新潟県道165号見附分水線、新潟県道498号長岡中之島見附線などが通じています。また、国道8号（見附バイパス）からもアクセス可能です。
公共交通機関を利用する場合、当駅は見附市コミュニティバスの起点となっており、JR信越本線の見附駅や見附市街地との間を毎時2本程度のバスが運行しています。

施設詳細

駐車場：普通車105台、大型車4台、身障者用2台を収容可能です。
* トイレ：男性用12器、女性用12器、多目的トイレ2器が整備されています。

もう一度検索