見附駅

見附駅（新潟県見附市）

見附駅は、新潟県見附市本所二丁目にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）信越本線の駅です。見附市の中心駅であり、特急「しらゆき」の全列車が停車します。

歴史

見附駅は、見附町（現在の見附市東側）と今町（同西側）のほぼ中間の水田地帯に建設されました。開設当初は利用が伸び悩み、見附町の発展は周辺市町村に比べてやや遅れました。その後、見附町市街地の上見附駅を経由する栃尾鉄道が開通しました。

見附町と今町が合併した後、1970年代後半から90年代にかけて、今町地区を中心に北陸自動車道、上越新幹線、国道8号見附バイパスなどの交通インフラが整備されました。これにより、当駅の利用者が増加し、駅周辺は急速に宅地化しました。

年表

1898年（明治31年）6月16日：北越鉄道の一ノ木戸駅（現・東三条駅） - 長岡駅間開通時に開設。
1907年（明治40年）8月1日：北越鉄道が国有化され、帝国鉄道庁の駅となる。
1958年（昭和33年）12月8日：駅舎改築。
1974年（昭和49年）5月：みどりの窓口営業開始。
1982年（昭和57年）3月1日：貨物取扱廃止。
1985年（昭和60年）3月14日：荷物扱い廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
2005年（平成17年）12月15日：自動改札機導入。
2008年（平成20年）3月15日：新潟近郊区間が拡大され、ICカード「Suica」の利用が可能となる。
2010年（平成22年）12月23日：指定席券売機の供用開始。
2016年（平成28年）4月1日：業務委託駅化、見附駅長廃止。
2022年（令和4年）11月30日：みどりの窓口営業終了。12月1日：話せる指定席券売機導入。

駅構造

単式ホーム2面2線を有する地上駅です。元々は2面3線でしたが、現在は2番線が廃止されています。両ホームは、バリアフリー対応のエレベーターが設置された跨線橋で連絡されています。

駅舎は1958年に完成した鉄骨ブロック造平屋建て（延床面積352平方メートル）で、建設費は地元が負担しました。

長岡駅が管理する業務委託駅で、JR東日本新潟シティクリエイト（JENIC）が受託しています。駅舎には自動券売機、話せる指定席券売機、自動販売機、トイレなどがあります。自動改札機が設置されており、SuicaなどのICカードが利用可能です。

駅舎の北側には地下自由通路があり、西口に繋がっています。西口にはロータリー、駐車場、駐輪場があります。

のりば

1番線：信越本線（下り）長岡方面
2番線：信越本線（上り）東三条、新潟方面

利用状況

JR東日本によると、2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は1,914人です。

駅周辺

駅周辺は住宅地となっています。見附市今町地区中心部へはバスで約10分です。

新潟県道108号見附停車場線
新潟県道20号見附中之島線
見附駅前郵便局
新潟県立見附高等学校
創進高等学校
セブン-イレブン見附本所店
角屋旅館

バス路線

見附市コミュニティバスが、当駅と見附・今町両中心部を結んでいます。概ね列車との接続を考慮したダイヤで、両方向とも毎時2 - 3本運行されており、各便は当駅前で約4分停車します。運行区間は「コミュニティバス車庫（上見附車庫） - 見附駅前 - 道の駅パティオにいがた」で、A・B・B2の3つの停車パターンがあります。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■信越本線

特急「しらゆき」：停車駅
快速：長岡駅 - 見附駅 - 三条駅
普通：押切駅 - 見附駅 - 帯織駅

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧
鉄道忌避伝説

外部リンク

* 駅の情報（見附駅）：JR東日本

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