道の駅久米の里

道の駅久米の里とは

道の駅久米の里（みちのえき くめのさと）は、岡山県津山市に位置し、重要な交通路である国道181号に沿った休憩施設です。訪れる人々に地元の特産品や新鮮な農産物を提供するこの場所は、地域の活性化に寄与しています。

設備の概要

道の駅久米の里は、様々な設備が整っています。駐車場は普通車47台、大型車3台、身障者用4台を収容でき、トイレも充実しています。男性用には大トイレ2器、小トイレ4器、女性用には5器、身障者用トイレも1器備えています。また、公衆電話も1台設置されています。

レストラン「食遊館」では、10時から17時30分まで営業し、地元の新鮮な食材を使った料理を提供しています。さらに、施設内には「活菜館」と「仙人館」の2つの売店があり、情報コーナーや公園も完備されています。営業時間は9時30分から18時までで、毎月第1月曜日には休館日があります（祝日の場合は翌日に振替）。

地元特産品の魅力

特に印象的なのは、「活菜館」で販売されている新鮮な農産物です。地元久米地域の農家から直送される野菜や果物は、地域の新鮮さを感じさせてくれます。その中でも特に人気があるのが、台湾原種のジャンボピーマン「ジャンピー」です。苦味が少なく、甘みが強いこのピーマンは、地元の自慢の一品です。

また、「仙人館」では作州名物のさば寿司をはじめ、他の郷土みやげも取り扱っています。訪れた際には、お土産としてぜひ購入したい逸品です。

レストランの魅力

レストランの「食遊館」では、津山名物のホルモンうどんを提供しており、これは地元の食文化を体感するのに最適です。牛肉を使用した津山焼きそばや、さらにはお汁かけごはんなど、メニューは多彩で、訪れる人々の食欲を満たしてくれます。

道の駅は、2010年にはリクルート中四国じゃらんの道の駅満足度ランキングで、中国地区第1位に輝いたことがあります。これは前支配人の金田氏の固有のアイデアと努力の賜物であり、地域の生産者と結びついたメニュー開発が評価されました。現在の支配人は岩野氏で、その後のランキング入りはありませんが、地元の魅力を発信し続けています。

特徴的な展示物

道の駅の西側には、モビルスーツのΖガンダムの模型が展示されています。この模型は、久米町在住の中元正一氏によって7年の歳月をかけて制作され、2000年に寄贈されました。全長7mという巨大な模型は、観光客の注目を集めており、胸部にはコックピットも設けられています。毎年4月の最終日曜日には、搭乗体験イベントもあり、多くのファンが集まります。

アクセス情報

アクセスも良好で、中国自動車道の院庄インターチェンジからは約3km（車で5分）で到着できます。また、米子自動車道の久世インターチェンジからは車で20分、美作千代駅からは徒歩20分でアクセス可能です。

道の駅久米の里は、訪れる人々に新鮮な農産物と地域の文化、そして楽しさを提供する場所として、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。

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