道の駅源平の里むれ

道の駅 源平の里 むれ：防災と自然が融合する道の駅

香川県高松市牟礼町原に位置する「道の駅 源平の里 むれ」は、国道11号線沿いにあり、国土交通省と高松市の連携によって整備された施設です。四国で初めて防災機能を備えた道の駅として、災害時にも地域を支える重要な役割を担っています。

充実した施設とサービス

本施設は、自家発電装置や防災用品を備蓄する倉庫を併設し、災害発生時の対応能力を高めています。トイレは耐震構造の防災トイレとなっており、安心・安全に配慮した設計となっています。

来訪者向けの施設としては、以下のものがあります。

海鮮食堂「じゃこや」: 瀬戸内海で獲れた新鮮な魚介類を使った料理が楽しめるセルフサービスの食堂です。（平日11:00～14:00、土日祝11:00～15:00、第1・3火曜日休業）
新鮮産直やさい市・産直カフェ: 地元の農家や生産者から直接仕入れた新鮮な野菜や特産物を販売するコーナーとカフェを併設しています。（9:00～17:00、第1・3火曜日休業）
特産物販売所: 地域の特産品を販売するコーナーです。（9:00～17:00、第1・3火曜日休業）
屋外休憩施設: 24時間利用可能な屋外休憩スペースです。
休憩所: 屋内休憩スペースです。

駐車場は普通車47台、大型車13台、身障者用2台を完備しています。
トイレは、男性用16器、女性用12器、身障者用2器が設置されています。

隣接する高松市立房前公園

道の駅に隣接する高松市立房前公園は、約18,000㎡の広さを誇り、展望台、彫刻作品展示、芝生広場、ランニングコース、遊具などが整備されています。災害時には、ヘリコプターの離着陸場としても利用できるようになっています。

公園内には、高松琴平電気鉄道3000形335号が静態保存されています。1926年製造のこの車両は、琴平線、志度線、長尾線と活躍の場を移し、2006年12月まで80年以上にわたり運行されました。2007年に高松市に寄贈され、現在は上屋とプラットホーム付きで展示されており、車内に入ることも可能です。歴史を感じさせる貴重な車両となっています。

アクセス

車: 高松自動車道高松東インターチェンジから約10分
* 電車: 高松琴平電気鉄道志度線 房前駅から徒歩約10分

国道11号、香川県道36号高松牟礼線が道の駅にアクセスできます。

周辺情報

道の駅の周辺には、幡羅八幡神社などがあります。

まとめ

「道の駅 源平の里 むれ」は、防災機能と自然豊かな環境が融合した、魅力的な道の駅です。新鮮な食材、地域の情報、そして歴史を感じさせる展示など、多くの魅力が詰まった施設となっています。香川県を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

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