道端俊輔

道端 俊輔のプロフィールと経歴

道端 俊輔（みちばた しゅんすけ、1993年4月24日生まれ）は、大阪府岸和田市出身の元社会人野球選手であり、現在は日本高校野球界の指導者として活動しています。彼は右投右打の選手で、特に捕手としてのスキルに定評があります。高校時代の活躍を経て、道端は指導者の道に進むことを決意しました。

中学時代

道端は岸和田市立土生中学校に通いながら、大阪南海ボーイズ（旧ジュニアホークス）に所属していました。中学2年生の時には、仲間の一二三慎太と共に全日本中学野球選手権大会のジャイアンツカップに出場し、見事に優勝を果たしました。この経験が彼の野球人生のスタートラインとなります。

高校時代

その後、智辯学園和歌山高等学校に進学。高校1年生からベンチ入りし、夏の第91回全国高等学校野球選手権大会には控え捕手として出場しました。2年からは正捕手としての役割を担い、第82回選抜高等学校野球大会、第92回全国高等学校野球選手権大会など、5季連続で甲子園に出場。特に2011年には、AAAアジア野球選手権大会で日本代表として優勝し、オールスターチームにも選出されました。高校の先輩には岡田俊哉や西川遥輝がいます。

大学時代

道端は高校卒業後、早稲田大学に進学し、大学野球でもその才能を発揮しました。4年時には正捕手として活躍し、春秋のリーグ戦での優勝を果たすとともに、ベストナインにも選出されました。また、東京六大学野球連盟代表として出場した全日本大学野球選手権大会では優勝、明治神宮野球選大会での準優勝も経験。大学の同級生には重信慎之介や茂木栄五郎がいます。

明治安田生命での経歴

大学卒業後、道端は明治安田生命に入社し、社会人野球での活躍を目指しました。入社2年目には、2017年の社会人日本選手権で8強進出を果たし、4年目には都市対抗大会で初戦を突破。社業では、保険営業に必要な多くの資格を取得し、コミュニケーション能力を生かして無償の野球教室を企画しました。この活動を通じて多くの人脈を築き、契約を結ぶことに成功しました。2022年に現役を引退し、指導者の道に進むため、2023年に同社を退社しました。

高校野球指導者としての活動

道端は高校野球の指導者として活動することを約束しており、まずは通信課程で保健体育科の資格を履修。2023年には智辯和歌山の先輩である喜多隆志監督のもとで野球部のコーチとして経験を積みました。その後、明豊高校の川崎絢平監督から鹿児島城西高等学校の監督の募集情報を得て、自ら手紙を学校に送りました。そして、2024年には鹿児島城西高等学校の野球部監督に就任することが決まりました。道端の豊富な経験と情熱は、今後の高校野球界においても大いに生かされることでしょう。

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