道頓堀アリーナ

道頓堀アリーナは、かつて大阪に存在したプロレスの試合会場です。大阪プロレスの本社機能と常設会場を兼ねていました。

施設

アリーナは2階建てで、様々な設備がありました。

1階: 正面側は、後方席からの見やすさを考慮して段差が設けられていました。
2階: 吹き抜けになっており、2階からも観戦が可能でした。
音響設備: 大阪プロレスのリングアナウンサーである宮尾信次郎がコーディネートを担当し、DJブースが設けられるなど、臨場感あふれる環境が構築されていました。
VIPルーム: 定員5名の個室が3部屋設置されていました。
カフェ: モニターが設置され、様々なスポーツの観戦が可能でした。大阪プロレス時代は直営として営業していましたが、2013年9月より道頓堀プロレスにも協力しているカフェバーが移転して入居しました。また、大阪プロレス常設会場時代には、大阪プロレスのグッズを販売するグッズショップもありました。

歴史

道頓堀アリーナは、2007年9月8日にフェスティバルゲートから大阪プロレスが移転する形で開業しました。当初の名称はデルフィンアリーナ道頓堀でした。

2009年5月3日には、大阪プロレス旗揚げ10周年を機に、大阪ミナミ ムーブ・オン アリーナに名称を変更しました。

2012年10月には、施設の老朽化などを理由に閉鎖が決まり、ナスキーホール梅田に移転しました。2012年10月20日の大阪プロレス「Mアリファイナル」が最後の大会となりました。

2013年5月、名称を道頓堀アリーナに変更し、プロレス会場としての機能が復活しました。復活興行第1弾として、大阪プロレスを退団したばかりの空牙が自主興行「道頓堀プロレス」を15、16、23、30日の日程で開催しました。管理、運営は空牙と知己の人物が行いました。同年7月7日には、興行組織「道頓堀エンターテイメントシステム」の常打ちとして使用され、事務所も道頓堀アリーナに同居しました。7月24日には、OSAKA女子プロレスを皮切りに他団体も興行を開催しました。ナスキーホールと比べて一体感もあり使用料も安いことなどから、多くのプロレス及び格闘技団体が興行を開催しました（中には一時期、ナスキーで開催していたのを鞍替えした団体もありました）。9月1日には、道頓堀エンターテイメントシステムが団体化した道頓堀プロレスの旗揚げ戦が開催されました。

2014年3月2日には、ダブプロレスの「道頓堀アリーナ THE FINAL〜明日また生きるぞ〜」を最後に閉鎖されました。同年12月には、クラブ「AGEHA OSAKA」がオープンし、ダブプロレスが不定期に興行を開催していましたが、2015年10月に閉店しました。

興行を開催していた団体

道頓堀アリーナでは、数多くのプロレス団体が興行を開催していました。

DDTプロレスリング
アパッチプロレス軍
プロレスリングFREEDOMS
みちのくプロレス
KAIENTAI DOJO
道頓堀プロレス
ダブプロレス
SMASH
WNC
FFFプロレスリング
暗黒プロレス組織666
プロレスリング・セム
JWP女子プロレス
NEO女子プロレス
スターダム
アイスリボン
プロレスリングWAVE
ワールド女子プロレス・ディアナ
REINA女子プロレス
OSAKA女子プロレス
センダイガールズプロレスリング
プロレスリング我闘雲舞

アクセス

Osaka Metro御堂筋線なんば駅 徒歩5分
Osaka Metro堺筋線日本橋駅 徒歩3分
関西本線JR難波駅 徒歩10分
近鉄奈良線・阪神なんば線大阪難波駅 徒歩7分
南海本線南海難波駅 徒歩8分

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