道頓堀ZAZA

道頓堀ZAZAは、大阪市中央区道頓堀にある民営の劇場で、2つの劇場スペース（HOUSEとPOCKET’S）を擁しています。

歴史

この場所は、かつて道頓堀五座の一つとして知られた「中座」があった場所です。1999年に中座が閉館した後、「セラヴィスクエア中座」として再開発されました。その後、複合商業施設「中座くいだおれビル」へと名称変更し、2010年にその地下1階に道頓堀ZAZAがオープンしました。

当初は1つの劇場として運営されていましたが、2018年には同じフロア内に新劇場「ZAZA Box」が増設され、3つの劇場体制となりました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、「ZAZA Box」は2020年に閉館しました。

各劇場の特徴

道頓堀ZAZA HOUSE

多目的スペースとして、お笑いライブのほか、演劇やコンサートなど、幅広いジャンルの公演が開催されています。

客席：シアター形式で100席から150席、テーブル形式で50席から80席
楽屋：2室（26平方メートルと10平方メートル）

道頓堀ZAZA POCKET’S

主に、お笑いライブや落語などが上演されており、昼間には複数回お笑いライブが開催されるのが特徴です。

客席：50席から80席
楽屋：1室

道頓堀ZAZA Box（閉館）

2018年6月にオープンした劇場で、100席の座席と270度のプロジェクションマッピングが常設されていました。インバウンド向けのフードミュージカル「GOTTA（ゴッタ）」がロングラン公演されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2020年8月31日に閉館しました。GOTTAの上演がない時間帯には、「ZAZAよしもとライブ」が不定期で開催されていました。

アクセス

道頓堀ZAZAは、各駅からのアクセスが非常に便利です。

Osaka Metro なんば駅：徒歩5分
近鉄・阪神 大阪難波駅：徒歩6分
南海電鉄 難波駅：徒歩7分
関西本線 JR難波駅：徒歩9分
* Osaka Metro 心斎橋駅：徒歩10分

専用駐車場はありませんので、公共交通機関の利用がおすすめです。

道頓堀ZAZAは、道頓堀の賑わいの中で、お笑いを中心とした様々なエンターテイメントを発信する劇場として、多くの人に親しまれています。

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