邑南町営バス

邑南町営バス（おおなんバス）

邑南町営バス、通称「おおなんバス」は、島根県邑智郡邑南町が運行するコミュニティバスです。町内だけでなく、隣接する浜田市、三次市、安芸高田市、北広島町にも乗り入れています。自家用自動車による有償運送形態をとっています。

概要

このバスは、合併前の羽須美村営バス、瑞穂町スクールバス、石見町町営バスなどを、邑南町が引き継いだものです。

運賃は区間によって異なり、邑南町内は一律200円（小学生以下・障害者手帳提示で100円、幼児は無料）です。町営バス同士の乗り継ぎには乗継券が発行されます。

町内の小中学校、石見養護学校の児童・生徒が通学で利用する場合は無料です。町外にまたがる場合は、町境から区間制運賃が適用されます（小学生以下・障害者手帳提示で半額、幼児は無料）。ただし、邑南川本線と日貫線は、町外区間のみ200円、町境を跨ぐ利用は400円均一です。けんこう号江平・上ヶ畑・雪田線と江平上ヶ畑区域運行は、町外区間のみ、町境を跨ぐ利用も200円均一です。

かつては、田所道の駅、矢上駅、羽須美支所で石見交通バス（邑南町内相互間利用に限る）を町営バスと同額で利用できる割引券が発行されていましたが、石見交通の町内走行路線廃止に伴い、割引制度も廃止されました。

専用定期券

邑南町内通勤定期券：1ヶ月7,200円、3ヶ月20,520円（障害者等は3割引）
障害者等が町内の作業所に定期的に通所する場合は1ヶ月900円
邑南町内通学定期券：1ヶ月6,000円、3ヶ月17,100円（障害者等は3割引）
邑南町外連絡定期券（区間制）
乗継定期券：邑南町内と町外にまたがる乗り継ぎの場合
22系統（日貫線）で浜田市営バス（旭路線）中戸川線との乗り継ぎの場合
乗継特殊定期券（田所道の駅で発行）：邑南町営バスと石見交通バスの乗り継ぎの場合

石見交通バス（邑南町内相互間利用に限る）の定期券については、町営バスの定期券との差額助成制度がありましたが、石見交通の町内走行路線廃止に伴い、助成制度も廃止されました。

専用回数券

邑南町内回数券：1,000円券（100円券11枚綴り）、2,000円券（200円券11枚綴り）
邑南町外連絡区間回数券：11枚綴り

22系統（日貫線）に限り、浜田市営バス（旭路線バス）中戸川線にも使用可能です。

全便1月1日・1月2日は運休。1月3日は祝日ダイヤで運行します。

詳細な運行案内は、邑南町のバス時刻表を参照ください。

沿革

2004年10月1日：羽須美村、瑞穂町、石見町の合併による邑南町発足に伴い、3町村の町村営バスなどを統合し、邑南町営バスとする。
2011年4月1日：石見交通川本線（石見川本 - 三坂口間）の廃止代替として、邑南川本線運行開始。日和線の経路変更、日貫線の町外区間の料金変更。
2018年4月1日：JR三江線の廃止代替として、宇都井口羽線、引城区域運行、江平上ヶ畑区域運行の運行開始。

路線

現在、2系統、5系統 - 10系統、13系統、15系統、17系統、20系統、21系統、23系統、27系統、28系統は欠番となっています。また、26系統は2代目です。

羽須美地域

自家用自動車（白ナンバー）による有償運送で、西日本トータルサービス、羽須美運送および出羽運送に運行を委託しています。

1系統（羽須美田所線）
3系統（戸河内・長田線）
4系統（下口羽・上田線）
11系統（口羽矢上線）

瑞穂地域

自家用自動車（白ナンバー）による有償運送で、出羽運送に運行を委託しています。

12系統（高原線）
14系統（出羽線）
16系統（市木線）
18系統（大朝線）
26系統（瑞穂矢上線）

石見地域

自家用自動車（白ナンバー）による有償運送で、矢上タクシーおよび西日本トータルサービスに運行を委託しています。

19系統（日和線）
22系統（日貫線）
24系統（瑞穂インター線）
* 25系統（邑南川本線）

廃止された路線

過去に運行されていた路線も多数存在します。

注意：

詳しい停留所名や運行に関する情報は、邑南町の公式ウェブサイトでご確認ください。

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