郡山東バイパス

郡山東バイパス

郡山東バイパスは、福島県郡山市を通る国道288号のバイパスです。郡山市街地の慢性的な交通渋滞を緩和し、磐越自動車道郡山東インターチェンジへのアクセスを改善することを目的に建設されました。

概要

起点: 郡山市富久山町北小泉（福島県道73号二本松金屋線交点）
終点: 郡山市西田町木村（郡山東部広域農道交点）
延長: 3.5km
計画幅員: 14.0（25.0）m

郡山東バイパスは、線形が悪く道幅が狭い区間が多く、朝夕のラッシュ時には深刻な渋滞が発生していた国道288号の現道区間の交通を円滑にするために計画されました。また、磐越自動車道郡山東インターチェンジへのアクセス向上も重要な目的の一つでした。事業化後、2000年3月29日に暫定2車線で開通しました。

道路施設

西田大橋

全長: 267.5m
主径間: 34.0m
幅員: 7.0（12.25）m
形式: 4径間鋼連続鈑桁橋×2（計8径間）
竣工: 1998年
施工: 高田機工・東日本鉄工

西田大橋は、郡山市西田町根木屋字野中から字竹之内に跨り、一級水系阿武隈川水系落合川と並行する郡山市道を渡る橋梁です。建設当時は福島県県中建設事務所管内で最長の橋梁でした。景観に配慮し、橋桁はベージュ色に塗装されています。総事業費は16億8700万円でした。

池ノ上橋

全長: 15.4m
幅員: 7.0（11.75）m
形式: PC単純プレテン床版桁橋
竣工: 1998年度

池ノ上橋は、郡山市西田町根木屋に位置し、郡山市道を渡る跨道橋です。現在は上り線側を用いた暫定2車線で供用されています。上り側総工費は2億7960万円でした。

途中交差する道路

福島県道73号二本松金屋線（起点　丁字路で分岐する取付道路を介する立体交差）
E49 磐越自動車道（郡山東IC）
郡山東部広域農道（終点　丁字路で分岐する取付道路を介する立体交差）

隣接するバイパス

（郡山方面）富久山バイパス - 郡山東バイパス - 三春西バイパス（大熊方面）

郡山東バイパスの開通により、国道288号の交通状況は大幅に改善され、地域住民の利便性向上に大きく貢献しています。

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