部活少女ゆう

部活少女ゆう

『部活少女ゆう』は、サムシング吉松原作、AM-DVL作画による日本の漫画作品です。2009年2月2日から2011年9月1日まで『Webコミックゲッキン』にて連載されました。

全役を小林ゆうが担当したラジオドラマも制作され、2010年4月1日から同年12月1日まで配信されました。

あらすじ

物語の主人公は、私立バンビ学園に通う女子高生、ゆう。しかし彼女は、両親の蒸発によりホームレス生活を送っています。ある日、彼女は部活動をして、その部費で食いつなぐことを思いつきます。そして彼女は、学園に存在する様々な部を渡り歩き、食料を確保するために奮闘します。行く先々で、個性豊かな部活の猛者たちと出会い、騒動を巻き起こしていきます。

登場人物

メインキャラクター

ゆう
本作の主人公。長い黒髪が特徴の女子高生。両親が蒸発し、離れ離れに暮らしているため、常に飢えに苦しんでいます。時にはバットを食べることも。

甲府 あい（こうふ あい）
ゆうの後輩で、彼女に突っ込みを入れる役割。ゆうのことを「ゆう先輩」と呼びます。18話目で初めてフルネームが判明しました。ゆうに巻き込まれ、お色気担当になることも。

校長
ゆうが通う私立バンビ学園の校長。ゆうに振り回される苦労人。時折、セクハラ行為に及ぶことも。

ヒナ
校長の娘。校長のことは「お父様」と呼んでいます。ゆうのことは「ゆう先輩」と呼びますが、感情が高ぶると「赤貧JK」と呼ぶことも。

サブキャラクター

俺部
本名不明。手品部の部員で、手品部の縄張りを守るためにゆう達を追い出そうとしました。
アニマル部部長
本名不明。動物のコスプレをしています。
スペースオペラ部部長
本名不明。自称お蝶夫人。人見知りでしたがゆう達により仮面オペラ部として目覚めます。
登山部部長
本名不明。ゆうが勉強に困っていた時に現れました。
車 寅美（くるま とらみ）
テキ屋部部長。あいをネタにくじを作りました。
運動部部長
本名不明。部室を賭けて障害物競争を挑みます。
文化 遥（ふみのけ はるか）
文化祭部部長。文化祭が中止になる不祥事を起こしました。
桃野 ハナ（ももの ハナ）
ひなまつり部を設立しましたが、亡くなったため幽霊になりました。
麻宮 ハテナ（あさみや ハテナ）
クイズ部の新入生。高校生クイズを目指しています。
登まごい ピチ（のぼりまごい ピチ）
鯉のぼり部部長。鯉のぼりを広めようと踊っています。
泊 京香（とまり きょうか）
合宿部部長。校長の家に合宿します。
早乙女 i（さおとめ あい）
電子書籍部長。
飛魚 はやめ（とびうお はやめ）
水泳部部長。作中に登場する部員の中では最もまじめに活動している模様。
南極 仁衣子（なんじょう にいこ）
越冬部部長。寒さに耐久力があります。
浦名井 あたり（うらない あたり）
占い部。自称占いJK。
根呂・ぱとら・フランダッシュ（ねろ・ぱとら・フランダッシュ）
最終回部部長。

書誌情報

サムシング吉松（原作）・AM-DVL（作画）『部活少女ゆう』バンダイビジュアル〈エモーションコミックス〉、2011年9月10日初版、ISBN 978-4-04-899234-3

外部リンク

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