都留郵便局

都留郵便局の概要

都留郵便局（つるゆうびんきょく）は、山梨県都留市下谷に所在する郵便局です。郵便局は地域のコミュニティにとって重要な存在であり、都留郵便局もその例外ではありません。民営化前には集配普通郵便局として分類され、多くの郵便サービスを提供していました。住所は「〒402-8799 山梨県都留市下谷3-2-1」で、集配業務を担いながら地域に密着したサービスを継続しています。

沿革

都留郵便局は、1978年9月11日に開局しました。新たに設立される際、同日に存在していた都留市内の旧都留郵便局は名を改め、都留中央二郵便局となり、集配業務は新設の都留郵便局に引き継がれました。同時に、宝郵便局や禾生郵便局からも集配業務が移管され、新たな出発を遂げました。2000年8月14日には、外国通貨の両替と旅行小切手の取り扱いを始め、地域の住民や観光客に便利なサービスを提供するようになりました。

その後、2006年には道志郵便局から「402-02xx」区域の集配業務を引き受け、2007年10月には民営化に際し、郵便事業富士吉田支店都留集配センターに一部業務を移管しました。2012年には企業形態が変わり、日本郵便株式会社が発足。これに伴い郵便事業富士吉田支店都留集配センターは都留郵便局に統合され、より強固な地域郵便サービスを提供する体制が整いました。

取扱内容

都留郵便局では、郵便物の取り扱いに加え、印紙、ゆうパックや内容証明など、多岐にわたるサービスを提供しています。さらに、貯金や為替、振替、振込、国際送金、国債、投資信託などの金融サービスも行っており、地域住民の生活を支える存在となっています。特に生命保険や自動車保険、医療保険に関するサービスも取り扱っているため、保険の相談窓口としても利用されています。また、郵便局内にはゆうちょ銀行のATMも設置されており、利便性も高いです。

集配業務は、「402-00xx」区域（都留市全域）および「402-02xx」区域（南都留郡道志村全域）を担当しています。地域の特産品や文化を反映した風景印も設けられており、その図案には『絹織物』や『織り風景』、さらには『田原の滝』や『松尾芭蕉の句碑』、そして美しい『都留市からの富士山』が描かれています。これらの風景印は1983年3月23日から使用が開始され、郵便局の歴史と地域の誇りを象徴するものとして多くの人々に親しまれています。

周辺施設

都留郵便局の近隣には、大月警察署都留分庁舎や山梨県警察運転免許課の免許センター都留分室が位置しています。また、国道139号も近く、アクセスも良好です。公共交通機関を利用する際は、富士急行線の都留市駅から北東へ約600メートル、徒歩約9分ほどの距離にあり、富士急バスの郵便局前停留所も利用可能です。さらに、中央自動車道の都留ICからも東へ約600メートルの距離にあり、自家用車でのアクセスも便利。郵便局には13台分の駐車場も完備されています。

都留郵便局は、地域に根ざした郵便サービスを提供し、地域住民の生活を支え続けています。

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