鄭海霞

鄭海霞（ジュン・ハイシャ）は、1967年3月7日に中国河南省で生まれた元女子バスケットボール選手です。彼女は2m04cmという恵まれた体格を活かし、長年にわたりバスケットボール女子中国代表の主力として活躍しました。

1983年の世界選手権で中国代表としてデビューを果たし、翌1984年にはバスケットボールアジア選手権で優勝、ロサンゼルスオリンピックでは銅メダルを獲得しました。1986年には世界選手権で5位入賞、アジア競技大会では優勝という輝かしい成績を収めました。

その後も、1988年のソウルオリンピック、1992年のバルセロナオリンピック、1996年のアトランタオリンピックと、4大会連続でオリンピックに出場し続けました。この間、バルセロナオリンピックでは銀メダルを獲得、アトランタオリンピックでも4位入賞を果たしています。

1997年からは、WNBAのロサンゼルス・スパークスで2年間プレーした後、現役を引退しました。1994年の世界選手権では、リバウンド数で1位、得点数で2位、シュート成功率83.5%という驚異的な記録を残し、中国代表を準優勝に導くとともに、自身も大会MVPに選出されるという偉業を成し遂げました。

鄭海霞は、その卓越した技術と類まれなる才能で、中国バスケットボール界に多大な貢献を果たしました。彼女の活躍は、多くの人々に感動と勇気を与え、中国バスケットボールの発展に大きく貢献したと言えるでしょう。

主な功績：
1984年 ロサンゼルスオリンピック 銅メダル
1986年 アジア競技大会 優勝
1992年 バルセロナオリンピック 銀メダル
1994年 世界選手権 準優勝、MVP

外部リンク:
Haixia Zheng in WNBA history

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