酒井夏海

酒井夏海（さかい なつみ）



酒井夏海は2001年6月19日生まれで、埼玉県さいたま市にルーツを持つ競泳選手です。彼女の主な専門は背泳ぎであり、175cmの身長を誇り、現在はスウィン美園と東洋大学に所属しています。武南高等学校を卒業後、さらなる成長を目指しています。

経歴



水泳を始めたのは幼稚園の頃、兄の影響を受けたことがきっかけでした。幼い頃から潜水を楽しんでいた彼女は、小学校6年生でジュニアオリンピック夏季大会の100m背泳ぎで2位を獲得。中学に進学する直前には、春季大会で100m背泳ぎで見事に優勝を果たしました。

中学1年生のときは、全国中学校水泳競技大会で100m背泳ぎで優勝し、同大会では200m背泳ぎでも優勝するという快挙を達成。また、2年生の時には日本選手権に出場し、50m背泳ぎで28秒55という中学新記録を樹立し、3位に輝きました。その後、200m背泳ぎでも3位を獲得し、ジャパンオープンでは200m背泳ぎで優勝しました。

3年生では、日本選手権で100m背泳ぎを1分0秒12の新記録で優勝し、200mでも2分10秒43で優勝。しかし、リオデジャネイロオリンピックには個人では出場できなかったものの、メドレーリレーの代表選手として選出されました。彼女にとって、オリンピック代表への道は1996年の青山綾里以来20年ぶりであり、21世紀生まれの選手として初めての日本代表でした。

その後も、ジャパンオープンでは100m及び200m背泳ぎで優勝を重ね、2019年11月20日には東洋大学への進学が発表されました。2020年3月には、セイコーホールディングスとサポート契約を結び、同年の東京オリンピックでは400mリレーのメンバーとして出場。酒井は第3泳者を務めるも、チームは決勝進出にわずか0.27秒届かず、叶いませんでした。

人物



酒井は趣味の一つとして昼寝を楽しむほか、お笑いに強い興味を持ち、特にNON STYLEというコンビのファンだと言われています。彼女の明るい性格は周囲からも評価されており、大舞台でも度胸を持って臨む選手として認識されています。

主な戦績



競技者としての彼女の主な成果は以下の通りです：

自己ベスト



彼女の長水路での自己ベスト記録は以下の通りです：

若き才能である酒井夏海は、今後の活躍が期待される選手であり、競泳界の新星としての成長を見守ることが楽しみです。

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