里好(さと よしみ)は、日本の
漫画家であり、
漫画原作者としても知られています。彼女は、
2006年3月号の『
まんがタイムきらら』に掲載された
4コマ漫画作品『うぃずりず』でデビューし、その好評を受けて同誌で連載を開始しました。その後、2008年9月号からは『
まんがタイムきららフォワード』にて、
秋葉原を舞台とした漫画作品『
トランジスタ・ティーセット〜電気街路図〜』を連載するなど、着実にキャリアを重ねています。単行本などでの
自画像は
ナスで表現されています。
2016年からは、
漫画原作者としての活動も開始し、その才能を多岐にわたって発揮しています。
漫画用デッサンドール
里好は、
漫画家としての経験を活かし、「
漫画家がつくった1/6可動デッサンドール」を企画・制作し、DMM.makeのサイトで販売しています。このデッサン人形は、漫画やイラスト制作におけるデッサン用フィギュアとして活用でき、3Dプリンターで出力されたパーツを自分で組み立てる方式を採用しています。
一般的な1/8サイズのデッサン人形よりも一回り大きく、可動域が広く、関節も多い構造となっているため、さまざまなポージングが可能です。このフィギュアを写真撮影し、下絵として利用することで、よりリアルなキャラクターを効率的に作画することができます。男性、少女、少年、幼女など、バリエーションも豊富に用意されており、2024年時点での販売価格は約10600~17700円程度です。
作品リスト
連載
うぃずりず(『まんがタイムきらら』2006年3月号 - 2011年2月号)
もっと! うぃずりず(
まんがタイムきららwebサイト内で連載のFlashアニメーション)
トランジスタ・ティーセット〜電気街路図〜(『まんがタイムきららフォワード』2008年9月号 - 2011年11月号)
ディス魔トピア(『
コミックハイ!』2011年9月号 - 2015年6月号)
フィギュアシフターズ(『電撃マオウ』2013年2月号 - 2014年3月号)
哲学さんと詭弁くん(『
月刊ドラゴンエイジ』2015年10月号 - 2017年8月号)
踏切時間(『月刊アクション』2016年7月号 - 2021年11月号)
因果応報!!? 悪巫女さん(作画:さめだ小判、『
電撃PlayStation』月イチ付録『デンプレコミック』2016年Vol.629 - )※原作担当
聖へき†桜ヶ丘(作画:夕仁、『電撃PlayStation』月イチ付録『デンプレコミック』2016年Vol.629 - )※原作担当
かくして!マキナさん!!(『
月刊アクション』2022年12月号 - 2024年4月号(休刊号)→『webアクション』)
書籍
『うぃずりず』、芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉2007年 - 2011年、全5巻
『
トランジスタ・ティーセット〜電気街路図〜』、
芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉2009年 - 2011年、全5巻
『ディス魔トピア』、双葉社〈アクションコミックス〉2012年 - 2015年、全4巻
『フィギュアシフターズ』、
アスキー・メディアワークス〈電撃コミックスNEXT〉2013年 - 2014年、全2巻
『哲学さんと詭弁くん』、KADOKAWA〈ドラゴンコミックスエイジ〉2016年 - 2017年、全2巻
『
踏切時間』、
双葉社〈アクションコミックス〉2016年 - 2021年、全8巻
『因果応報!!? 悪巫女さん』、KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉2017年 - 2018年、全2巻
『聖へき†桜ヶ丘』、
KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉2017年 - 2018年、全2巻
『かくして!マキナさん!!』、双葉社〈アクションコミックス〉2023年 - 、既刊4巻(2024年12月12日現在)
ドラマCD
トランジスタ・ティーセット〜電気街路図〜(2009年11月26日、
フロンティアワークスより発売。里が脚本を担当)
アニメ
南鎌倉高校女子自転車部(第4話エンドカードイラスト)
ゲーム
きららファンタジア(一部のイベントシナリオ)
イラスト
竜騎士07『ひぐらしのなく頃に』(双葉社ジュニア文庫)
アンソロジー
『
ひだまりスケッチ アンソロジーコミック』1~3巻(まんがタイムKRコミックス)
『がっこうぐらし! アンソロジーコミック 壊』(まんがタイムKRコミックス)
『おそ松さん公式アンソロジーコミック NEET GOING ON!』(アクションコミックス)