野七里

野七里（のしちり）

野七里（のしちり）は、横浜市栄区に属する町名で、現在は野七里一丁目と二丁目という二つの行政区画が存在しています。この区域は住居表示が実施されています。

地理

栄区の南東部に位置する野七里は、東から南、南西にかけて上郷町に接しており、南北に長い形状をしています。北側が1丁目、南側が2丁目となっており、この地域の中央には自然環境が広がっています。2丁目には横浜市立野七里小学校が存在していましたが、2006年に庄戸にある上郷南小学校と統合され、庄戸小学校となりました。旧野七里小の校舎は、現在横浜市ふるさと歴史財団の「横浜市埋蔵文化財センター」として利用されています。南端の地域には栄プールがあり、上郷町の資源循環局栄工場からの排熱を利用していましたが、2001年にこの工場は運転を終了しています。また、交通の便については、野七里内には鉄道が存在しませんが、周辺の港南台駅や金沢八景駅へのアクセスが提供される神奈中の路線バスが利用可能です。

地価

2023年1月1日の公示地価によると、野七里2-9-20の地点で住宅地の地価は9万7700円/m²となっています。地域の発展や宅地開発に伴い、地価の変動が見られるのが特徴です。

歴史

この地域の地名は、過去の地名から採られたもので、1939年に横浜市戸塚区に編入され、戸塚区上郷町の一部として扱われました。その後、1972年からは野七里の宅地開発が進められました。上郷ネオポリスや神奈川県住宅供給公社の上郷西ヶ谷団地としての開発が行われ、1984年には上郷町から独立して野七里一丁目と二丁目が誕生し、住居表示も行われました。1986年には新たに栄区として分区され、現在に至っています。

世帯数と人口

2023年4月30日現在の世帯数と人口は、横浜市の公式発表によれば、詳細な数値は公式の資料で確認することができます。国勢調査による人口や世帯数は、地域の変化を示す重要なデータです。

学区

市立の小学校や中学校に通う場合の学区については、2021年8月時点の情報に基づき、所属する学校の確認が必要です。

事業所

2021年現在の経済センサスによると、野七里内の事業所数や従業員数についてのデータが公開されており、地域の経済活動を知る手掛かりになります。事業者数や従業員数の変遷については、経済センサスを参照することで確認が可能です。

施設

地域には、埋蔵文化財センターがあり、この施設は地域の歴史や文化に関する重要な保存施設となっています。また、郵便番号は247-0024で、大船郵便局が関与しています。警察の管轄区域も指定されており、住民の安心安全が保障されています。

野七里は、自然環境や歴史的背景を持つ魅力的な地域で、今後の発展や変化も楽しみな町です。

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