野口、久津川で爆死

アルバム『野口、久津川で爆死』について

モーモールルギャバンのデビューアルバム『野口、久津川で爆死』は、2009年11月11日にインディーズレーベル「Boundee」からリリースされました。この作品は、当バンドの音楽スタイルを象徴する重要な一枚であり、リリース後には第2回CDショップ大賞の「関西ブロック賞」を獲得しました。アルバムのプロデュースはヨシオカトシカズが担当し、ジャケットデザインは中村佑介によるものです。

アルバムには多彩なトラックが収められており、各曲は独自の魅力を持っています。以下に、収録された曲のリストと簡単な解説を紹介します。

収録曲

1. 琵琶湖とメガネと君 (4:33)
アルバムのオープニングを飾るこの曲は、エネルギッシュでキャッチーなメロディが印象的です。

2. POP! 烏龍ハイ (4:19)
軽快なビートとユーモア溢れる歌詞が特徴で、聴く人を楽しませる仕上がりです。

3. 細胞9 (4:59)
インスト曲でありながら、バンドの個性が詰まった音楽的表現がされています。

4. コンタクト (4:25)
繊細なボーカルとバックの楽器陣が調和し、聴き応えのある楽曲です。

5. 君のスカートをめくりたい (3:47)
ヤジマX時代の楽曲をモーモールルギャバンがアレンジしたバージョンです。小さな恋心を描いた内容が魅力的。

6. ユキちゃん (4:04)
こちらも再録音されており、オリジナルの魅力を崩さないアレンジが施されています。

7. 野口、久津川で爆死 (3:29)
インスト曲で、中盤にドラマティックな寸劇が挿入され、独特の世界観を演出しています。この部分では、ライブパフォーマンス中にバンドのメンバーが近況を報告することが多いです。

8. Ca☆Na (3:58)
明快なリズムが特徴の一曲で、聴衆を巻き込むエネルギーに満ちています。

9. SOS (3:35)
切ないメロディと歌詞が印象的な、感情豊かな楽曲です。

10. サイケな恋人 (6:47)
英語や日本語が絡む独特な構築で、ライブ版も交えたダイナミックな構成です。特に曲の後半部分は、2009年に行われた難波CLUB QUATTROでのライブ録音となっています。

参加メンバー

• - ゲイリー・ビッチェ (矢島剛)

ドラムおよびボーカルを担当。

• - T-マルガリータ (丸山知秀)

ベースとコーラスを担当。

• - ポック・ユコ (尾家祐子)

キーボードとボーカルに加え、コーラスや銅鑼も演奏。

また、アルバムにはゲストとして難波CLUB QUATTROでのライブでの「パンティ・コール」も参加しています。これにより、作品はさらに独特の印象を与えています。全体として、『野口、久津川で爆死』は聴く人の心に響く楽曲が満載で、モーモールルギャバンの基盤を築く重要なアルバムとなっています。

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