野口大志

野口大志：J-POPからBGMまで彩る、多才な音楽家

野口大志氏は、作曲家、編曲家、そしてPAエンジニアとして活躍する日本の音楽界のキーパーソンです。1983年埼玉県上尾市生まれ。ESPミュージカルアカデミー（現専門学校ESPエンタテインメント東京）卒業後、恵比寿天窓.switchのPAエンジニアを経て、現在のHOVERBOARD,Inc.に所属しています。

彼の音楽キャリアは高校時代に始まります。当時、ア・カペラグループ「レプリカ」のベースボーカルとして活動し、フジテレビ系番組『全国ハモネプリーグ2』で見事優勝を飾るという輝かしい実績を残しました。その後、DAWを用いた独学で制作した楽曲が、著名作曲家の伊秩弘将氏の目に留まり、その才能が開花。伊秩氏のアシスタントとして作編曲家としての道を歩み始めます。

野口氏の作品はJ-POPからBGMまで多岐に渡り、その活動範囲の広さは驚くべきものです。Hey! Say! JUMP|Hey!_Say!_JUMP、King & Prince|King_&_Prince、SixTONESといった人気アイドルグループをはじめ、乃木坂46、日向坂46、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会など、数多くのアーティストに楽曲を提供しています。さらに、テレビ東京系の報道番組テーマ曲なども手がけており、彼の音楽は私たちの日常生活に深く浸透していると言えるでしょう。

作曲、編曲活動と並行して、PAエンジニアとしての活動も精力的に行っています。ライブハウスからコンサートホール、野外会場まで、様々な規模のライブ会場で、多くのアーティストのライブを支えています。PAエンジニアとしての経験は、楽曲制作においても大きなアドバンテージとなり、現場の空気感や音響的な要素を熟知した上で作品作りに臨むことができます。

埼玉県立大宮光陵高等学校出身である野口氏。同級生にはミュージカル俳優で歌手の田代万里生氏がいました。高校時代のアカペラグループ「レプリカ」は、吹奏楽部の先輩たちがRAG FAIRのストリートライブ音源を聴かせたことがきっかけで結成されました。その音楽への情熱は高校時代から培われ、現在の活躍へと繋がっていると言えるでしょう。

私生活では野球観戦、競馬観戦、格闘技観戦などを趣味とし、埼玉西武ライオンズの熱烈なファンであることでも知られています。また、ブラジリアン柔術にも取り組んでおり、音楽活動以外でも精力的に活動していることが伺えます。

提供楽曲の数は膨大であり、ここではその一部を紹介します。Hey! Say! JUMP|Hey!_Say!_JUMPの「DEAR MY LOVER」「ウラオモテ」、SixTONESの「Good Luck!」、King & Prince|King_&_Princeの「君とメリークリスマス」など、代表的な楽曲を数多く手がけています。さらに、乃木坂46、日向坂46、AKB48グループ、そして数多くのアイドルグループの楽曲にも携わっており、その幅広い活動は日本の音楽シーンに大きな影響を与えています。他にも、テレビ東京『ゆうがたサテライト』のテーマ曲やCMソング、ゲームBGMなども手がけています。

2023年現在も第一線で活躍を続ける野口大志氏。彼の音楽はこれからも、多くの人の心を動かし、記憶に残る作品を生み出し続けることでしょう。今後の活動からも目が離せません。

主な提供作品（抜粋）：

Hey! Say! JUMP|Hey!_Say!_JUMP
King & Prince|King_&_Prince
SixTONES
乃木坂46
日向坂46
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
テレビ東京系報道番組
多くのアイドルグループ
その他、CM楽曲、ゲームBGMなど多数

著書：

野口大志、古屋Chibi恵子『「ひとつ上のステージ」を目指せ! 次世代アカペラーの参考書』ドレミ楽譜出版社

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