野村辰寿

野村辰寿



野村辰寿(のむら たつとし、1964年 - )は、日本のアニメーション作家、多摩美術大学教授、日本アニメーション協会理事として知られています。

略歴



1964年三重県に生まれました。浪人時代に日仏会館でユーリ・ノルシュテインのアニメーション作品に出会い、その芸術性に深く感銘を受け、アニメーション制作の道を志すことになります。ファインアートではなく、生活費を稼げる商業美術を目指し、多摩美術大学グラフィックデザイン科へ進学しました。大学在学中は、下宿をスタジオとして、8ミリ映画でのアニメーション制作や短編映画の自主制作に励み、友人の映像作品への協力やCMなどの美術造形のアルバイトも行っていました。

1987年に多摩美術大学グラフィックデザイン科を卒業後、株式会社ロボットに入社。CMディレクターとして経験を積んだ後、アニメーション作家として独立し、『ストレイシープ』、『ジャム・ザ・ハウスネイル』、『TheNightGame ネコのさくせん』、『ななみちゃん』、『クラリとティン』など、数々の作品を制作、発表してきました。

Facebookで自身が公開している情報によると、鳥羽市出身で、三重県立伊勢高等学校を卒業後、現在は東京都八王子市に在住しています。

主な著作



ポーのクリスマス (1996年、主婦と生活社)
ポーとメリー (1998年、主婦と生活社)
ポーの子どもたち (2000年、主婦と生活社)
ポーとメリーのクリスマス (2001年、主婦と生活社)
クラリとティンシリーズ
クラリとティン 1〜14巻 (2003〜2010、シェリング・プラウ)
クラリとティンのたび 1 空からおちてきたタマゴ (2009年、汐文社)
クラリとティンのたび 2 歩く草むら (2009年、汐文社)
クラリとティンのたび 3 白い友だち (2009年、汐文社)
ななみちゃん 大きくなったら… (2006年、NHK出版、稲葉卓也と共著)

主な作品



みんなのうた
なんのこれしき ふろしきマン / 水木一郎(2007年12月・2008年1月放送)


外部リンク



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