野爆テレビ

野爆テレビ

ヨシモトファンダンゴTVにて、2006年2月17日から2008年3月25日まで放送された、お笑いコンビ・野性爆弾の初冠番組です。番組開始当初は『野爆うめだFandango!』としてスタートし、その後『野爆うめだ@Fandango!』への改題を経て、2007年4月4日より現在の番組名である『野爆テレビ』となりました。当初は全6回の予定でしたが、好評につき放送期間が延長されました。

番組概要と特徴

本番組は、従来のバラエティ番組の枠にとらわれない、予測不能かつ実験的な内容が特徴でした。一般的な番組進行とは異なる緩やかな流れと、突如として発生する出演者の奔放な言動が混在し、ゲストや観客、あるいは一般人に対しても遠慮のない表現が飛び交うなど、その内容は時に過激とも言えるものでした。これらの型破りな試みは、視聴者から大きな反響を得ました。番組の収録は月に一度、大阪のうめだ花月にて2回分まとめて行われていました。

歴史と展開

番組開始当初は6回で終了する見込みでしたが、人気を受けて延長が決定しました。放送期間中には、DVD発売を記念したイベント『野爆DVD in DVD〜種なし父さん羽根羽根羽根〜』や、リニューアル企画と銘打った『野性爆弾の赤紙太郎』の収録イベントなども開催されました。
番組終了から長らく経った2024年7月には、BSよしもとのヨシモトファンダンゴTVリバイバル企画の第一弾として、アーカイブ放送が実現。初回放送時には、野性爆弾の二人をはじめ、関係者らが集結し、約18年前の初回放送映像を振り返る特番が放送されました。

主な出演者

レギュラー
野性爆弾（川島邦裕、城野克弥）
おにぎり
くらやん
想ひ出よ、今日は。（川島とおにぎりの音楽ユニット）
主なキャラクター
枯葉（おにぎり）
肉糞（川島邦裕）
その他
マーゴット：番組企画で野性爆弾と出会った人物。

主な企画・コーナー

多種多様な企画が展開されました。番組のオープニングは特にユニークで、おにぎりや久保田寿司、石井しずく、久保田鶴といったキャラクターが登場し、奇妙なパフォーマンスを披露するパターンや、仁侠映画風のオープニングVTRなどが回替わりで放送されました。

その他の主なコーナーには以下のようなものがありました。

ネタ: 野性爆弾やゲスト、レギュラー陣による漫才やコント。
悩み解決！腹小僧: 川島扮する腹小僧がゲストの悩みに答える。後継企画「腹小僧Jr」も。
壮絶修行！肉林寺: 川島扮する肉林和尚がゲストに修行を施す。
野爆タレント化計画／うめだから世界へ: 野性爆弾がロケに挑戦する企画。川島の予測不能な言動が反響を呼び、一度終了後に再開されました。
ジョニーのサンバカーニバル／しゃもじ太郎のサンバカーニバル: 川島扮するキャラクターがゲストにパフォーマンス指導などを行う。
梅田砂人パーク: 東京フレンドパークを模したセットでゲストがゲームに挑む。
想ひ出よ、今日は。関連企画: 想ひ出よ、今日は。がゲストと共に楽曲（OP曲やPRソング）を作成する企画。
ミニコーナー: 川島の言葉を紹介する「川島辞典」、ロッシー独自の視点を披露する「roshidas」など。
エンディングダンス: ゲストと共にダンスで締めくくるのが恒例でした。

関連作品

DVD『野爆DVD in DVD』: 2008年2月20日発売。ライブや撮り下ろし映像などを収録。
* 年越しスペシャル: 2007年末から2008年始にかけて、渋谷にて生放送された特別番組。多数のゲストを迎えた企画が行われました。

その他

ミュージシャンの石野卓球氏やDragon Ashのメンバーが番組のファンであることを公言していました。

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