野間真

野間真：アイドルプロモーターから撮影会スタジオ主宰者へ

野間真（1963年生まれ）は、東京都新宿区にある撮影会・スタジオ「いちごはうす」の主宰者であり、有限会社アルテミスプロモーションの取締役を務めています。かつては芸能プロモーターとして、独自のアイドル路線を追求していました。

アイドルへの情熱

中学時代に高田みづえの歌謡に魅せられ、麻布高校時代にはアイドル歌謡に夢中になった野間真。早稲田大学に進学してからは、土日や夏休みのほとんどを女性アイドルイベントに費やし、その情熱は500日以上に及ぶイベント参加という形で結実しました。学生時代には、学園祭でのアイドルコンサートを企画したり、当時、島田奈美が所属していたメリーゴーランドでアルバイトを経験しました。

大学卒業後、そのままメリーゴーランドに入社し、島田奈美のファンクラブ担当を経て、井上麻美のマネージャーを務めました。

アルテミスプロモーション設立

しかし、従来のアイドル路線からの転換の兆しを察知した野間は、1993年11月に独立を決意。自らの理想とするアイドルを育成すべく、有限会社アルテミスプロモーションを設立しました。水野あおいを最初の所属アイドルとし、学生時代に憧れていた佐野量子を意識したコンセプトでプロモーションを展開しました。1995年には、水野あおいが出演していたフジテレビの深夜番組「天使のU・B・U・G」の企画で、水着姿を披露しています。

アルテミスプロモーションは、伝統的なアイドル路線を追求する一方で、地下アイドル（プレアイドル）を多く抱える芸能プロダクションとしても知られていました。水野あおい、森下純菜、鈴木まりえ、南かんな、遠山かすみ、秋野ひとみ、井上麻美、藤沢悠、徳永愛、岡本ひかりなどが所属していました。

いちごはうす開設

2004年6月、健康上の理由からアルテミスプロモーションの芸能プロダクション業務を停止し、第一線から退きました。しかし、同年7月には、女の子をモデルとした少人数撮影会を行う「スタジオいちごはうす」を新宿区に開設し、新たな活動を開始しました。

CD監修

2006年には、1980年代の女性アイドルのデビュー曲を収録したCD「80'sメモリアル・アイドル ファースト・キッス」の監修を務めました。

野間真は、アイドルへの深い愛情と独自の視点を持ち続け、芸能界の変遷とともに自らの活動を変化させながら、常に新しい挑戦を続けています。

外部リンク

スタジオいちごはうす 公式サイト

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