金信煜

金信煜（キム・シヌク）選手のプロフィール



金信煜（キム・シヌク、김신욱）は、1988年4月14日生まれ、韓国の京畿道果川市に出身のプロサッカー選手です。彼は主にフォワードとしてプレーし、韓国代表としても活躍してきました。特にKリーグにおいては、2021年時点で歴代3位の132得点を記録しており、その得点力とプレースタイルで多くのファンに支持されています。

初期のキャリア



金信煜は中央大学校を中退後、2009年に蔚山現代FCに入団しました。当初はセンターバックとして籍を置いていましたが、プロ入りからは主にフォワードとして出場しました。彼は2010年から韓国代表にも招集されるようになり、アジアカップ2011や東アジアカップ2013、さらに2014 FIFAワールドカップにも名を連ねるなど、国際大会でも実績を残しています。2014年の仁川アジア大会ではオーバーエイジ選手として出場し、韓国を優勝へと導き、これにより兵役免除の特典を得ることとなりました。

クラブキャリア



蔚山現代



金信煜のプロ生活のスタートは蔚山現代FCであり、彼は2011年に韓国リーグカップを制し、2012年にはAFCチャンピオンズリーグでも優勝を経験しました。

全北現代



2016年には全北現代モータースに移籍し、その後もチームの中心選手として活躍しました。全北でもAFCチャンピオンズリーグを2016年に制覇し、名門クラブの一員として名を馳せました。

上海申花



2019年には中国のスーパーリーグ、上海申花に完全移籍を果たしました。契約内容によれば、当時の年俸は韓国ウォンで約50億とされ、移籍金は70億ウォンに達すると見込まれていました。すぐにチームにフィットし、彼の力でチームも多くの試合で勝利を収めましたが、2021年には契約を解除しました。

ライオン・シティ・セーラーズ



2021年11月にはシンガポールプレミアリーグのライオン・シティ・セーラーズFCと契約を結び、ここでもその実力を示しました。3年契約で年俸は300万ドルとされ、これは過去最高額となりました。

傑志体育会



さらに2023年2月には香港の傑志体育会に加入し、アジアのサッカー界でのキャリアを広げています。

代表歴



金信煜はU-23韓国代表として2014年のアジア競技大会にも出場しました。また、AFCアジアカップやEAFF東アジアカップ、さらにはFIFAワールドカップにも数回出場し、その存在感を発揮しました。特にEAFF E-1サッカー選手権では2015年と2017年に優勝を果たしており、代表選手としても重要な役割を果たしてきました。

主なタイトル



彼のキャリアの中で獲得した主なタイトルには、以下のようなものがあります。

代表としては、U-23韓国代表でのアジア競技大会の金メダルや、韓国代表でのEAFF E-1サッカー選手権の優勝があります。また、個人としても数々の賞を受賞しており、Kリーグ1でのMVPや得点王、EAFF E-1での得点王などが含まれます。金信煜選手は、これからもさらなる活躍が期待される実力派サッカー選手です。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。