金元中

金元中 (キム・ウォンジュン)

金元中（キム・ウォンジュン）は、1993年6月14日生まれのプロ野球選手で、韓国の光州広域市出身です。彼は現在、KBOリーグでロッテ・ジャイアンツに所属しており、右投左打の投手として活躍しています。

経歴

金は光州東成高等学校を卒業後、2012年のプロ野球ドラフトでロッテ・ジャイアンツに1巡目指名されて入団しました。しかし、入団時には右肘を痛めており、その影響で最初の時期はリハビリに専念することとなりました。その後、2013年には兵役に就くため、一旦チームを離れましたが、兵役を終えた後に無事にチームに復帰しました。

彼のプロキャリアは、2015年8月8日に大田ハンファ生命イーグルスパークで行われた対ハンファ・イーグルス戦での初登板から始まります。この試合でプロ初登板を果たし、その年には15試合に登板しました。しかし、その後の シーズンでは安定した成績を残すことができず、特に先発投手としての役割を続ける中で結果を求められました。

2020年からは抑え投手に転向し、翌年2021年には自己最多の61試合に登板しました。このシーズンでは、4勝4敗、35セーブ、防御率3.59という結果を残し、彼の存在感を示すことに成功します。ところが、2022年には肋骨の疲労骨折や内転筋の故障といった厳しい影響を受け、調子を崩してしまいました。その結果、5月に一軍昇格を果たしたものの、成績は防御率6点台となり、同月27日に一軍登録を抹消される事態に陥りました。

2024年シーズンを終えた後には、初のフリーエージェントとなり、ロッテと2025年から4年間の再契約を結びました。これにより、再びロッテでの未来が楽しみです。

プレースタイル・人物

金元中のプレースタイルは、身長を活かした力強い投球が特徴です。また、その甘いルックスと高身長からファンからは「ダルビッシュ」という愛称で親しまれています。彼はしっかりとしたコントロールと多彩な球種を持っており、試合の流れを変える力を持ったピッチャーとしてチームに貢献してきました。

詳細な成績

金元中の年度別成績や、2023年のワールド・ベースボール・クラシックでの成績も注目されています。背番号は、入団当初の28番から2015年には69番、2016年以降は34番に変更しました。彼の今後の活躍に期待が寄せられています。

代表歴

2023年には、韓国代表としてワールド・ベースボール・クラシックに参加しました。国際舞台でも高いパフォーマンスを発揮し、ファンにその実力を示しました。

今後の金元中の成長と貢献が、ロッテ・ジャイアンツはもちろん、韓国プロ野球全体にとって大いに期待されるところです。

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