金原亭馬治

金原亭馬治（きんげんてい うまじ）

金原亭馬治は、落語協会に所属する落語家で、真打として活躍しています。本名は上西辰延（うえにし たつのぶ）。1977年5月27日に千葉県千葉市で生まれました。紋は『鬼蔦』を使用し、出囃子は『どんどん節』です。

来歴

千葉日本大学第一高校を経て、日本大学生物資源科学部を卒業後、落語の世界へ足を踏み入れました。

2000年4月、十一代目金原亭馬生に入門し、同年7月に前座となり「駒丸」を名乗ります。2003年11月には、入船亭遊一、金原亭馬吉とともに二ツ目に昇進。この際、師匠の先代名である「馬治」を襲名しました。

2015年3月21日、三遊亭司、柳家小傳次、四代目桂右女助、柳家海舟、四代目入船亭扇蔵、二代目金原亭馬玉、三代目柳家さん助、柳家燕弥、三遊亭彩大と共に真打に昇進し、現在に至ります。

芸歴

2000年4月: 十一代目金原亭馬生に入門。
2000年7月: 前座となり、「駒丸」を名乗る。
2003年11月: 二ツ目昇進、「馬治」を襲名。
2015年3月: 真打昇進。

演目

金原亭馬治は、古典落語を中心に演じていますが、新作落語にも積極的に取り組んでいます。得意とする演目は以下の通りです。

古典落語
廓噺（くるわばなし）：遊郭を舞台にした艶っぽい噺
政談（せいだん）：政治や社会問題を風刺的に語る噺
改作
夏の芝浜：和田尚久が手がけた作品で、古典落語「芝浜」を夏の設定に置き換えたもの。

受賞歴

2011年5月には、第5回若手落語家グランプリで優勝を果たしました。

外部リンク

金原亭馬治 - 落語協会
金原亭馬治 (@G0XZQgmztOXTbnn) - X（旧Twitter）
金原亭馬治 (kingenteiumaji) - Facebook

金原亭馬治は、古典落語の魅力を伝えつつ、現代的な感性を取り入れた新作落語にも挑戦し、幅広い層の観客を魅了しています。今後の活躍が期待される落語家の一人です。

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