金民友

金 民友（キム・ミヌ）

金民友（キム・ミヌ、김민우）は、1990年2月25日に韓国で生まれたプロサッカー選手で、現在はMFまたはDFとして主に左サイドバックでプレーしています。彼は、韓国代表としても意義ある活躍を果たしています。

経歴

金民友は延世大学校に在学中、オランダのPSVアイントホーフェンに入団テストを受けましたが、残念ながらクラブには受け入れられませんでした。この入団テストへの無断参加が原因で退学を余儀なくされました。しかし、2010年1月にサガン鳥栖からのオファーを受けて、彼は日本でのプロサッカー選手としてのキャリアをスタートさせました。彼は「何も知らないまま日本に来た」と振り返るほど、日本での生活は初めての経験で、特に鳥栖での厳しい練習や健康問題にも苦しんだ時期がありましたが、それを乗り越え、同年の7月には韓国代表に選出されました。

2013年7月、金は東アジアカップで再び韓国代表に選ばれ、中国との試合で代表初出場を記録しました。さらに、2014年にはパラグアイ戦で初得点を挙げ、その実力を証明しました。2016年には主将に就任し、兵役を理由に今シーズンでの退団を発表し、水原三星ブルーウィングスに移籍しました。また2018シーズンには尚州尚武FCに期限付き移籍し、韓国代表としても2018 FIFAワールドカップに出場しています。

その後、2022年に水原三星ブルーウィングスから成都蓉城足球倶楽部に移籍し、2024年からは蔚山HD FCに所属しています。

エピソード

金民友のキャリアを支えた指導者、尹晶煥は彼のポテンシャルを高く評価し、朴智星を超える可能性も秘めていると語っています。金自身もJリーグでの長いキャリアの多くはユンのおかげだと認識しており、その感謝の気持ちは強いようです。プライベートでは、日本に来た際に藤田や池田圭らから日本語を学び、また好きな芸能人としてえなりかずきと少女時代を挙げています。

ロンドンオリンピックの代表メンバー選考では彼が外れましたが、監督の洪明甫は「金民友の選考には最後まで悩んだ」と述べており、彼の実力に対する期待が伺えます。退団時のセレモニーでは、金正訓通訳の妻のアイデアを基にスピーチを行い、その場を盛り上げました。

所属クラブ

• - 2005年 - 2007年: 彦南高校
• - 2008年 - 2009年: 延世大学校
• - 2010年 - 2016年: サガン鳥栖
• - 2017年 - 2022年: 水原三星ブルーウィングス
• - 2022年 - 2023年: 成都蓉城足球倶楽部
• - 2024年 - 現在: 蔚山HD FC

個人成績

金民友はさまざまなリーグでの出場と得点を記録しています。J2リーグの初出場は2010年3月7日、初得点はその年の5月9日でした。J1リーグでは2012年に初出場し、同年9月に初得点を挙げました。彼のキャリアは、さまざまな経験と成功によって豊かに彩られています。

代表・選抜歴

• - U-16韓国代表（2006年）
• - U-17韓国代表（2007年）
• - U-20韓国代表（2009年、FIFA U-20ワールドカップ出場）
• - U-23韓国代表（2012年、ロンドンオリンピックアジア最終予選）
• - 韓国代表（2010年から）

- 東アジアカップ、FIFAワールドカップなどに出場

金民友はその才能を活かし、サッカー界での影響力を持つ選手としてさらなる成長を続けています。

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