金沢武士団

金沢武士団（かなざわサムライズ）

金沢武士団（英: Kanazawa Samuraiz）は、石川県金沢市をホームタウンとするプロバスケットボールチームです。運営は北陸スポーツ振興協議会株式会社が行い、B3リーグに所属しています。チーム名の由来は、金沢らしさを表現するために「金沢」「武士」「サムライ」といったキーワードを盛り込んだことによります。

概要

運営会社: 北陸スポーツ振興協議会株式会社
ホームタウン: 石川県金沢市
マザータウン: 野々市市
サポートタウン: 七尾市

チームは、経営難や練習場所の確保の問題から、七尾市を中心に活動しています。近年、代表が交代し、社員やフロントスタッフ、チアリーダーを一新するなど、経営の安定化と信頼回復に努めています。

歴史

創設期 (2013年 - 2015年)

2013年11月、石川県プロバスケ設立準備委員会がbjリーグ2015-16シーズンへの参入を申請しました。2014年8月には新規参入が決定し、運営法人として北陸スポーツ振興協議会株式会社が設立されました。2015年2月、チーム名が「金沢武士団」に決定しました。

bjリーグ参戦 (2015年 - 2016年)

初代ヘッドコーチに鈴木裕紀氏が就任。初年度にプレイオフに進出しましたが、ファーストラウンドで敗退しました。

Bリーグ参戦 (2016年 - 現在)

2016年9月、B2リーグ参入に必要なB.LEAGUE準加盟が承認されました。2017年にはB3リーグで優勝し、B2リーグへの昇格を果たしました。その後、B2ライセンスが交付されずB3リーグに降格するなど、苦しい時期もありましたが、チームの再建を図り、B3リーグで活動を続けています。

2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震では、七尾市も大きな被害を受け、練習場の確保が困難になりましたが、白山市や野々市市の協力により練習を再開し、2月からの公式戦参加に漕ぎ着けました。

チーム詳細

ユニフォームスポンサー（2023-24シーズン）

前面: ビーバー（右肩）、金沢まいもん寿司（中央）
背面: 北國フィナンシャルホールディングス（背番号上部）、北陸朝日放送（選手名下部）
パンツ: 多数のスポンサーが名を連ねています。

ユニフォームサプライヤー

2015年 - 2016年: SPALDING
2016年 - 2020年: 丸井織物株式会社
2020年 - 2023年: MUNTER（株式会社ボルトン）
2023年 - 現在: B-Five

マスコット・チームキャラクター

ライゾウ

加賀藩祖・前田利家の幼名「犬千代」にちなんだ黒い柴犬がモチーフ。利家の兜をかぶり刀を携えた姿で、チームのパンフレットやグッズに使用されています。

アリーナMC

過去にはヴィトル、加藤裕、エイトMANなどが担当。

公式チアダンスチーム

金沢武士団チアリーダー（2019-）
舞姫団（2015-2018）：過去にはスポーツマンシップに欠ける行動や選手との問題を起こし解散。

開催アリーナ

金沢市総合体育館、七尾総合市民体育館など、石川県内の様々なアリーナで開催されています。

過去の主な所属選手

与那嶺翼、井上裕介、月野雅人など、多くの日本人選手や外国籍選手が在籍していました。

関連情報

SAMURAIZ：金沢武士団の音楽プロデューサーが結成したバンド
石川ブルースパークス：かつて金沢市を拠点に活動していた男子バスケットボールチーム

外部リンク

公式ウェブサイト
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金沢武士団は、地域に根ざした活動を通じて、バスケットボールの普及と地域活性化に貢献しています。今後の活躍が期待されるチームです。

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