金爆一家

番組概要

「金爆一家」（きんばくいっか）は、2012年10月21日から2013年3月24日までフジテレビで放送された、ゴールデンボンバー初の冠番組です。関東ローカルで放送されたこの番組は、コント仕立てのインフォマーシャル・バラエティであり、ゴールデンボンバーのメンバー4人が貧乏一家「金爆家」の四兄弟に扮し、毎回「美味しい大人」と称したクライアントの広報や宣伝スタッフを家に招き、プレゼントをねだるというユニークな設定でした。

番組の主な流れは、兄弟たちがゲームや交渉でプレゼントを獲得しようとするものの、最終的には母親役の「鬼母」に必ず見つかり、メンバーの一人が罰ゲームを受けるというものでした。番組内では、クライアントのCM映像だけでなく、クライアントとは無関係の30秒CMも放送され、バラエティ番組としての多様性も持っていました。収録は、リハーサルに一日を費やし、そこで2本分の収録が行われていました。

番組は2013年3月24日にレギュラー放送を終了し、その後3月29日には「金爆一家 春の1時間SP〜ガチンコサバイバルツアーin熱海〜」と題したスペシャル番組が放送され、番組は幕を閉じました。

出演者

金爆家
長男・けんじ：樽美酒研二が演じる。ヤクルトスワローズの帽子を被り、白いTシャツに半ズボン姿。いつも「美味しい大人」を連れてきては隠し、女性にはセクハラをするスケベなキャラクターです。
次男・しょう：鬼龍院翔が演じる。赤色のジャージに段ボール製の肩パッドが特徴。インターネット中毒のオタクという設定ですが、作中ではネットを使う場面は描かれていません。
三男・ゆたか：喜矢武豊が演じる。ガチャピンのパチモノTシャツと破れた緑のジャージ姿の野生児。新聞紙で作られた刀を振り回し、マイペースで兄弟やゲストを殴ることがあります。
四男・じゅん：歌広場淳が演じる。ナルシストでロマンチストな性格。青色のジャージに腹巻とぬいぐるみが特徴。末っ子ながらツッコミ役ですが、要領が悪く罰ゲームを受けることが多いキャラクターです。

鬼母：所恵美（当時ゴールデンボンバー担当マネージャー）が演じる。割烹着姿におばさんパーマの母親。自分が留守中に兄弟が勝手に他人を家に招き入れることを嫌い、必ず罰ゲームを執行します。

スペシャル番組

金爆一家〜まさかの1時間SP‼︎〜
2012年12月30日に放送された1時間スペシャル。研ナオコを始め、青木隆治、武井壮、ガチャピンなど豪華ゲストを迎え、コントや企画が行われました。

金爆一家 春の1時間SP〜ガチンコサバイバルツアーin熱海〜
レギュラー放送終了後の2013年3月29日に放送。熱海を舞台に、4兄弟がサバイバルツアーに挑戦。ツアーガイドのハマカーンに導かれ、様々なゲームで競い合い、豪華な賞品や罰ゲームを賭けて争いました。最終的に、最下位になったけんじが更なる罰ゲームを受けることになりましたが、最後に鬼母が登場し、4兄弟全員が熱海秘宝館でお仕置きを受けるという展開で幕を閉じました。

スタッフ

ナレーター：白石冬美
企画：夏野亮（フジテレビ）
構成：松田敬三、堀由史、佐藤大地
CAM：岩崎真澄、高師千吉（フロムアール）
VE/音声：内田尚宏（フロムアール）
照明：式顕義（アンバーライト）
美術プロデューサー：矢野雄一郎（フジアール）
美術進行：古賀飛・椛田学（フジアール）
大道具営業：中村達也（東宝舞台）
大道具操作：古川竜次（東宝舞台）
アクリル装飾：日野邦彦（ナカムラ綜美）
小道具：テレフィット
持ち道具：京阪商会
衣裳：重山翔介（松竹衣裳）
床山：矢津田一寛（山田かつら）
CG：鈴木浩之
音効：比良野邦子（OKK）
TK：荒井順子
編集：谷崎健一（オールビジョン）、望月武
MA：本橋純一（オールビジョン）、山際卓郎（読売映像）
SPECIAL THANKS：奥平高之、岸本渉、伊藤三朗、菅野功司、一枝悟史
編成：木沢基（フジテレビ）
広報：瀧澤航一郎（フジテレビ）
AD：小林信平、森口秀太、瀬戸祐太郎、関友弥
ディレクター：伊東英剛、川口絵美/長沼昭悟
演出：中島伸二
AP：丹羽花奈・氣賀由佳（フジテレビ）
プロデューサー：花立慎一、河野友加、嶋津奈穂
チーフプロデューサー：難波加奈子（フジテレビ）
制作協力：スタジオアルタ
制作：フジテレビ営業局
制作著作：フジテレビ

脚注

[出典]

[参考文献]
北村啓悟; 続木順平「初冠番組収録レポート 金爆一家の一日」『クイック・ジャパン』第105巻、太田出版、2012年12月11日。ISBN 978-4778313555。

[外部リンク]
公式サイト（フジテレビ）
公式facebook

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