金田一バイパス

金田一バイパスは、岩手県二戸市金田一地区における交通渋滞の緩和と、沿道地域の生活環境改善を目的に建設された国道4号のバイパス道路です。

概要

目的: 交通渋滞の緩和、沿道環境の改善
路線: 国道4号
区間:
起点: 岩手県二戸市堀野字長池（二戸バイパス北口）
終点: 岩手県二戸市金田一字上野（IGRいわて銀河鉄道線舌崎ガード下）

歴史

金田一バイパスは、以下の経緯を経て全線開通に至りました。

1985年: 金田一温泉北口から金田一温泉駅前の区間が部分開通。
1996年: 旧金田一村中心部の迂回路部分（市道金田一温泉駅前線 - 二戸バイパス北口間）が開通。
2002年: 下山井地区の土砂崩落の危険箇所と狭隘な道路幅、歩道がない状況を解消するため、馬淵川をショートカットする下山井迂回路が開通。旧金田一村中心部迂回部分と合わせて「金田一バイパス」として組み込まれ、現在のバイパス道路が全通。

構造

バイパスの構造には、以下の特徴があります。

金田一地区中心部迂回路部分:
車道: 全面コンクリート舗装の片側1車線
歩道: 両側に幅3.5mの歩道を整備
下山井迂回路部分:
車道: 全面アスファルト舗装の片側1車線
歩道: 東側に幅3.5mの歩道を整備

ルートの転用

当バイパスの北口（IGR線山井ガード西側）から青岩橋（旧道）を経由し、青森県道149号目時停車場線までの区間は、単線時代の旧東北本線のルートを転用しています（岩手県道241号上斗米金田一線の一部区間も同様）。

接続する道路

岩手県道244号金田一温泉線（二戸市金田一字小林、東北新幹線高架下）
国道395号（二戸市金田一字馬場）

金田一バイパス