金鐘民

金鐘民（キム・ジョンミン）経歴と成績

金鐘民（キム・ジョンミン）、1986年3月30日生まれは、韓国の大田広域市出身の元プロ野球選手であり、現在は野球指導者として活躍しています。彼のキャリアは、プロ選手としての試練と成長を経て、指導者へと移行する物語です。

ソウル時代

金鐘民は2009年に申告選手としてソウル・ヒーローズに入団しました。しかし、残念ながら彼は一軍に登録されることなく、その年の終わりにはチームを離れることとなりました。この時期は、プロとしてのスタートには厳しいものでした。

独立リーグ時代

その後、金は軍服務を終え、独立リーグの高陽ワンダーズへと移籍します。この時期の経験は、彼にとって重要な成長の場となりました。独立リーグでのプレーを通じて、彼は再びプロの舞台へ戻る機会を得る準備を整えました。

KTウィズ時代

2013年、金はKTウィズに入団します。入団後、彼は最初の頃スランプに悩まされることもありましたが、努力を重ねていきます。2015年は正捕手の張成宇にポジションを奪われ、多くの試合に出場できなかったものの、26試合出場し2割台の打率を記録。その後、2016年には張成宇が賭博事件に巻き込まれたことで正捕手に昇格し、77試合に出場してキャリアハイの成績を達成しました。しかし、後半にはベテラン選手の台頭もあり、8月には1軍登録を外れました。

NCダイノス時代

2017年、金は姜長山とのトレードによりNCダイノスに移籍しますが、2018年には無安打となり、通算の安打数もわずか3本と厳しい結果に。その結果、彼はシーズン終了後に戦力外通告を受けました。

ハンファ・イーグルス時代

その後、2019年にハンファ・イーグルスに合流し、入団テストを経て契約します。プロ初ホームランを放つなどの活躍も見せましたが、2020年には出場機会が限られ、8月には現役を引退することを発表しました。

現役引退後

引退後の2021年、金は古巣のNCダイノスで二軍バッテリーコーチに就任しました。選手時代の経験を生かし、若い選手たちの指導に尽力する姿が見られます。彼のキャリアは、選手としての試練を乗り越えた後、指導者へと新たなステージに進む道のりとなっています。

詳細情報

• - 年度別打撃成績: 数々の成績が残る金鐘民の打撃は、特に正捕手としての活躍が光ります。
• - 背番号: 過去に身につけた背番号は64、50、61、44、92、47、86と多岐にわたります。

金鐘民の野球キャリアは、彼自身の成長の証であり、今後も若手選手たちに多くの影響を与えていくことでしょう。

もう一度検索