釜山交通公社2号線

釜山交通公社2号線：釜山と梁山を繋ぐ地下鉄路線

釜山交通公社2号線は、大韓民国釜山広域市を東西に貫通する地下鉄路線です。海雲台区の萇山駅から慶尚南道梁山市の梁山駅までを結び、釜山都心部と梁山地域を結ぶ重要な交通インフラとして機能しています。路線図や車体などで使用されているラインカラーは、黄緑色です。

開業までの歴史

釜山2号線は、1991年から段階的に建設が進められました。まず、1991年11月28日に西面駅～湖浦駅間(22.4km)の工事が開始され、1999年6月30日にこの区間が開通しました。その後、順次延伸工事が進み、2001年には金蓮山駅～西面駅間(8.0km)、広安駅～金蓮山駅間(0.9km)、萇山駅～広安駅間(7.8km)が開通。2008年1月10日には、最後の区間となる湖浦駅～梁山駅間(7.9km)が開通して全線開業を迎えました。ただし、甑山駅と釜山大梁山キャンパス駅は当初開業せず、それぞれ2015年9月24日、2009年10月1日に開業しています。

なお、計画段階では「釜山地下鉄東西線」や、湖浦駅～梁山駅間を「梁山線」と呼ぶ案もありましたが、実際に使用されることはありませんでした。現在の名称である「釜山交通公社2号線」は、一般にも広く認知されています。

路線の特徴

2号線の全長は約48kmで、その大部分は地下を走行します。ただし、金谷駅～梁山駅間は地上を走行している点が特徴です。車両基地は湖浦車両事務所に設置されています。

使用車両

現在、2号線で使用されている車両は2000系です。6両編成で運行されています。

今後の展望

釜山交通公社2号線は、釜山と梁山を結ぶ重要な交通手段として、今後も利用者数の増加が見込まれます。老朽化対策や輸送力増強のための検討、さらなる利便性向上に向けた取り組みが期待されています。

まとめ

釜山交通公社2号線は、1991年の着工から段階的な延伸を経て、2008年に全線開業した地下鉄路線です。釜山都心部と梁山を繋ぎ、地域の経済発展や生活向上に大きく貢献しています。黄緑色のラインカラーが特徴で、多くの市民にとって欠かせない交通手段となっています。今後、さらなる発展と利便性向上への期待が高まっています。

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参考情報

釜山交通公社 (日本語、朝鮮語)
サイバー歴史館 > 2号線 - 釜山交通公社 (朝鮮語)

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