釧路新聞

釧路新聞の概要

釧路新聞（くしろしんぶん）は、釧路新聞社が発行する地域の新聞で、通称は釧新（せんしん）です。この新聞は、釧路総合振興局と根室振興局を含むエリアで発行され、地域に密着した情報を提供しています。

歴史

釧路新聞の起源は、1946年に発刊された「月刊クシロ」にまで遡ります。この雑誌は「東北海道」と改題された後、1949年に新聞として「東北海道新聞」に変わり発行が始まりました。しかし、1953年には北海タイムスに合併され、この名称の新聞は消滅しました。
その後、1955年12月11日に北海道新聞が持っていた「釧路新聞」の題字を譲り受け、「（3代目）釧路新聞」が創刊されました。「東北海道新聞」とは直接的な連続性がないものの、釧路市立釧路図書館では両者が連続したものとして扱われています。日本新聞協会や全国郷土紙連合、日本地域紙協議会にも加盟しています。

現在の発行と経営方針

釧路新聞は、月額3,300円で販売され、1部は朝刊のみ140円で購入可能です。公称発行部数は56,000部であり、地域住民一人一人に行き渡ることを目指しています。過去には帯広にも支局を設けていましたが、他紙の強い存在感に押され撤退しました。現在、社内では社員教育に力を入れ、コミュニケーションを高めるための取り組みも行っています。

本社・支社・支局

本社は北海道釧路市黒金町にあり、札幌、東京、根室、中標津に支社を持っています。また、標茶には支局があります。

雑誌・新聞の発行形式とイベント

釧路新聞は、地元の情報を幅広くカバーする一方、数々の地域イベントも主催しています。特に「釧新花火大会」は道内最大級のイベントとして知られ、毎年8月16日に開催されます。また、くしろ氷まつりや釧新あさ野球大会など地域活性化にも寄与しています。

編集方針

「道東100万人の郷土紙」としての姿勢を大切にし、地域に根ざした情報発信を心掛けています。このスタンスは、地域住民に喜ばれる内容を提供することに繋がります。

番組表

釧路新聞ではテレビ番組表を掲載しており、2011年からはテレビ北海道（TVh）も添加され、地域のメディア環境を反映しています。

結論

釧路新聞は、地域の文化と情報を支える重要な存在であり、さまざまな形で釧路のコミュニティに貢献し続けています。

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