鈴鹿市消防本部

鈴鹿市消防本部の概要

鈴鹿市消防本部（すずかししょうぼうほんぶ）は、三重県鈴鹿市の消防部門として活動し、行政区域全体をカバーしています。この消防本部は、東名阪自動車道や新名神自動車道を通じて、周辺の四日市市や亀山市の一部地域も含む広範な管理エリアを持っています。

基本情報

• - 所在地: 鈴鹿市飯野寺家町217-1
• - 管内面積: 194.67 km²
• - 職員数: 215人（2023年4月1日現在）
• - 消防署数: 2ヶ所、分署5ヶ所

主力機械（2023年4月1日現在）

鈴鹿市消防本部は、以下の機械を用いて消防活動を展開しています:

• - 消防ポンプ自動車CD-1型: 7台
• - 水槽付消防ポンプ自動車「1-A型」: 3台
• - 「1-B型」: 2台
• - 「2-A型」: 1台
• - はしご付消防自動車（35m級、15m級）: 各1台
• - 化学消防自動車II型: 1台
• - 高規格救急自動車: 10台
• - 救助工作車II型: 1台
• - 小型動力ポンプ付水槽車: 2台（それぞれ水10,000L、5,000L）
• - 指揮車: 1台
• - 広報車: 3台
• - 連絡車: 8台
• - 消防活動用自動二輪車: 2台
• - 消防団多機能車: 3台

沿革

鈴鹿市消防本部は1949年10月に設立され、以来も多くの重要な開設や整備が行われてきました。以下は、主な出来事のタイムラインです:

• - 1949年: 鈴鹿市消防本部が開設。
• - 1953年: 新しい消防庁舎が築成される。
• - 1959年: 鈴鹿市消防署が開署、白子屯所が白子分所、加佐登屯所が加佐登仮分所に改称。
• - 1964年: 救急車配備。
• - 1970年代: 大規模な見直しを実施し、分所の名称見直しが行われる。
• - 2008年: 鈴鹿市消防署が中央消防署に改称され、南分所が消防署に昇格。
• - 2011年: 高度救急救助隊（HART）が発足。
• - 2021年: 35メートル級はしご付き消防自動車の共同運用を開始。
• - 2023年: 南消防署に新たに天名分署の開設を予定。

組織構成

消防本部は、以下の課により構成されています:

• - 消防総務課
• - 消防課
• - 予防課
• - 情報指令課

高度救急救助隊

鈴鹿市消防本部には、高度救急救助隊（HART）があります。この隊は、特定の時間に大規模災害発生時に迅速に出動するための部隊で、主に救急救命士や救急隊員から編成されます。隊員は、特殊な救助技術を持ち、迅速な対応が求められる状況で活躍します。さらに、部隊の制服は最新のデザインが採用され、消防隊、救助隊、救急隊が統一感を示すよう改良されています。

まとめ

鈴鹿市消防本部は、地域住民の安全を守るため、継続的に資機材を整備し、職員教育を行っています。地域密着型の防災活動を進めながら、今後も安心・安全な社会の構築を目指して努力を続けていくことが期待されます。

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