鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア

鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア

「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」は、埼玉県さいたま市大宮区にあるJR東日本大宮総合車両センターとJR貨物大宮車両所を中心に、大宮駅構内や周辺地域で開催される鉄道イベントです。もともとは「JRおおみや鉄道ふれあいフェア」として親しまれていましたが、2014年にリニューアルされ、さいたま市とJR東日本大宮支社が主催、JR貨物関東支社が共催する現在の形となりました。

概要

このイベントは、鉄道文化のPR、地域資源の情報発信、そして大宮駅周辺の活性化を目的としています。会場は、大宮総合車両センター、大宮車両所、大宮駅構内、そして西口・東口のまちなか会場に分かれ、様々なイベントが同時開催されます。

入場は基本的に無料（車両センター会場は有料の場合あり）で、開催時間は午前9時から午後4時頃までです。ただし、会場やイベントによって時間が異なるため、事前に確認することをおすすめします。

イベント内容

主なイベント内容は以下の通りです。

車両センター会場

保存車両の展示
列車試乗会
電車と綱引き
工場内設備見学
検査中の車両や部品の展示
車両装置の組立実演
工事用車両の展示・乗車体験
クレーンによる車体移動実演
トラバーサー搭乗体験
機関車運転室開放
廃車両部品の販売
機関車ナンバープレートのオークション
鉄道グッズ・駅弁の販売
地元劇団の公演
警察・消防のPR活動
ミニSL・ミニ新幹線・遊覧列車の運転
資料館開放
社員食堂の一般開放

西口まちなか会場

新幹線沿線地域の物産展・観光PR
エア遊具子供広場
鉄道関係者やキャラクターのステージイベント
こども駅長制服撮影会

東口まちなか会場

ミニ新幹線の運転
地元商店会による飲食・物販
ステージイベント
こども駅長制服撮影会

大宮駅構内会場

さいたま市PRコーナー
鉄道風景写真展
駅弁・鉄道グッズの販売

これらのイベント内容は年度によって変更される可能性があります。

歴史

「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」は、1991年の「おおみや鉄道祭り」から始まり、数々の変遷を経て現在の形となりました。過去には、D51 498、EF58 93、キハ391系などの貴重な車両が展示されたり、EF63形と489系との連結を再現した体験乗車が行われたりするなど、鉄道ファンにとっては見逃せないイベントでした。

2020年と2021年は新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、2022年からは11月開催として復活。2023年には入場チケットが必要となるなど、運営方法も変化しています。

まとめ

「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」は、鉄道ファンはもちろん、家族みんなで楽しめるイベントです。車両展示や体験乗車、グッズ販売など、様々なコンテンツを通じて鉄道の魅力を満喫できます。開催時期やイベント内容を事前に確認して、ぜひ足を運んでみてください。

関連情報

大宮総合車両センター
大宮車両所
鉄道博物館 (さいたま市)
* 鉄道の町

もう一度検索