鎌田光津希

鎌田光津希について

鎌田光津希（かまた みずき、1995年9月6日生まれ）は、千葉県匝瑳郡野栄町（現在の匝瑳市）出身の元プロ野球選手です。ポジションは投手で、右投右打のスタイルでプレーしていました。彼は日本プロ野球(NPB)では育成選手としてのキャリアを持ちます。

経歴

彼の野球人生は小学校3年生の時、匝瑳市立野田小学校で始まりました。中学時代は匝瑳市立野栄中学校の軟式野球部で活動。高校は横芝敬愛高校に進学し、硬式野球をスタートさせました。最初の頃は球速が120km/h台中盤でしたが、冬のトレーニングで145km/hまで向上させることに成功します。

プロ入りを希望し、プロ志望届を提出しましたが、NPBの指名はありませんでした。その後、四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスに1位指名されるも、敬愛大学への進学を選び入団を辞退しました。甲子園には出場経験がありません。

敬愛大学では千葉県大学野球連盟に参加する硬式野球部に入部。1、2年次には1部リーグで8勝を挙げ、最速149km/hを記録しました。しかし、3、4年次には勝利を挙げることができませんでした。再度プロ志望届を提出しましたが、NPBからの指名はなかったため、2018年11月に四国アイランドリーグplusの関東トライアウトを受け、特別合格を勝ち取り、徳島インディゴソックスから2位指名を受け入団しました。

2018年シーズンには、17試合に出場し、4勝3敗1セーブという成績を収め、防御率2.49でリーグ7位となりました。同年6月には自己最速の155km/hも記録しました。そして、10月25日に行われたプロ野球ドラフト会議にて千葉ロッテマリーンズから育成選手として1位指名を受け、11月23日に契約合意に至ります。この時、敬愛大学から初のプロ野球選手が誕生しました。

2019年にはイースタン・リーグで28試合に出場しましたが、0勝2敗2セーブ、防御率5.13という成績で、支配下登録には至りませんでした。2020年もイースタン・リーグで19試合に登板し、1勝0敗、防御率3.12を記録しましたが、支配下登録を果たせず、11月6日に球団から戦力外通告を受けました。その後、古巣の徳島インディゴソックスにおいて現役引退を表明しました。

引退後の2021年3月には新たな就職も報告されています。

プレースタイル

鎌田選手は最速155km/hのストレートに加え、スライダーやフォークを投げるスタイルが特徴です。また、徳島インディゴソックス時代に石井貴監督から習ったナックルカーブも彼の武器の一つです。

さらに、同じ徳島インディゴソックスでプロ入りした伊藤翔選手は、高校の3年後輩であり、出身も同じ地域です。二人の実家はお互いに1km圏内に位置しています。

詳細情報

• - 一軍公式戦出場なし
• - 【独立リーグでの投手成績】
• - 背番号: 14（2018年）、121（2019年 - 2020年）

関連項目

• - 千葉県出身の人物一覧
• - 徳島インディゴソックスの選手一覧
• - 千葉ロッテマリーンズの選手一覧

以上が鎌田光津希選手のプロフィールとなります。彼のプロ野球選手としての道のりは、多くの若い選手に勇気と希望を与える例となることでしょう。

もう一度検索