長尾忠行

長尾忠行（ながお ただゆき）

長尾忠行は、1949年3月10日生まれの日本の政治家です。青森県平川市の市長として3期を務めています。以前は青森県議会議員を5期務め、その間には議長にも就任しています。

生い立ちと学歴

長尾氏は、青森県竹館村広船（現在の平川市）の出身です。東京農業大学農学部農学科を卒業しました。

政治家としての経歴

1995年、平賀町議会議員に初当選し、政治家としてのキャリアをスタートさせました。その後、1998年に青森県議会議員補欠選挙で当選し、県議会議員としての活動を始めました。県議会議員時代には、自由民主党青森県連の副会長も務めました。

2010年には青森県議会議長に就任し、2011年には5期目の当選を果たしました。

平川市長への転身

2013年、平川市長選挙に立候補を表明。当時の現職市長との間で保守分裂が起こる中、2014年の選挙で初当選しました。この選挙では、市議会議員に対する買収疑惑が発覚し、大きな騒動となりました。

2018年の市長選挙では再選を果たし、2022年には無投票で3選を果たしました。

市長としての取り組み

市長として、新型コロナウイルス感染症の拡大に対応するため、自身の給与を減額するなどの措置を講じました。

政治家としての特徴

長尾氏は、地方政治の分野で長年の経験を持ち、地域社会の発展に貢献しています。保守系政治家として、地方自治の推進に尽力しています。


詳細な経歴

1949年：青森県竹館村広船（現・平川市）に生まれる。
東京農業大学農学部農学科卒業。
1995年：平賀町議会議員に就任。
1998年：青森県議会議員補欠選挙で当選。
2007年：青森県議会議員4期目の当選。
2010年：青森県議会議長に就任。
2011年：青森県議会議員5期目の当選。
2014年：平川市長選挙で初当選。
2018年：平川市長選挙で再選。
2022年：平川市長選挙で無投票3選。

平川市長選挙に関する詳細

2013年10月、現職市長と長尾氏が立候補を表明。
自民党内で推薦が分裂し、保守分裂選挙となる。
県連会長が調整に失敗し辞任。
新会長が自主投票を決定。
2014年1月、長尾氏が初当選。
当選後、対立候補による買収事件が発覚。

選挙結果

2014年平川市長選挙：投票率69.13%
2018年平川市長選挙：投票率57.26% (過去最低)

新型コロナウイルス感染症対策

2020年、自身の給与を20%減額。
副市長と教育長の給与を10%減額。
減額期間は7月から12月までの6カ月間。

参考文献
『青森県人物・人材情報リスト 2022』日外アソシエーツ、2022年。

外部リンク
* 平川市公式サイト - 市長の部屋

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