長島昭久

長島 昭久（ながしま あきひさ）

長島昭久（1962年2月17日生まれ）は、日本の政治家であり、自民党に所属する衆議院議員として、7期にわたり国政に携わってきました。彼は、自由民主党政務調査会副会長や国際局長代理、防衛副大臣など、さまざまな役職を歴任し、その中で外交と安全保障に関する重要な政策に関与しています。

経歴と学歴

長島氏は神奈川県横浜市で生まれ、慶應義塾幼稚舎から大学に至るまで、同じ学校で学びました。慶應義塾大学法学部では法律学科と政治学科を専攻し、1988年には大学院の修士課程を修了。彼の指導教授であった小林節の影響を受けながら、政治と法律の深い知識を身につけました。

政治家キャリアのスタートは、1990年に石原伸晃の公設秘書として。1992年に大前研一が設立した平成維新の会に参加し、その後、アメリカに渡り国際関係や経済学を学びました。帰国後、彼は2003年の第43回衆議院選挙に民主党から立候補し、初当選を果たします。

衆議院議員としての活動

長島氏は民主党及び民進党時代に、さまざまな重要な役職を歴任しました。防衛大臣政務官や内閣総理大臣補佐官として外交安全保障を担当し、在任中に多くの国内外の問題に関与しました。特に彼の安全保障委員会のリーダーシップは、党としての政策形成において大きな影響を及ぼしました。

彼はまた、東日本大震災復興特別委員長として、復興政策に対する積極的な取り組みを示しました。民主党から希望の党へ移行した後も、政策評価においては一貫した保守主義を掲げていました。

自民党への転籍と現在の活動

2018年には様々な党派と関わりを持ちながら新党設立の模索を行った結果、自民党に入党することを決意します。以降、自由民主党の一員として、東京18区から衆議院選挙に立候補し、当選を果たしました。現在では、衆議院安全保障委員会委員長として、特に北朝鮮による拉致問題など、国内外の安全保障政策を担当しています。

政策・主張

長島氏は憲法改正に賛成しており、憲法9条への自衛隊明記などの必要性を強調しています。また、集団的自衛権の行使を禁じた解釈の見直しに賛成で、安全保障関連法の成立を評価しています。経済問題では、子どもたちの貧困対策に関与し、政策促進の動きにリーダーシップを発揮しています。

人物と家族

長島氏は、保守的な立場を堅持し続けており、自身が尊敬するのは小泉信三であると述べています。家族は妻と二人の娘がいる彼は、政治活動と家族との時間のバランスについても語ります。また、大学時代には応援団のリーダーを務めており、自己の歴史にも誇りを持っています。

彼の政治家としてのキャリアは、さまざまな形で日本の政治に貢献し続けており、今後の成長が期待されています。

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