長崎市立坂本小学校

長崎市立坂本小学校について

長崎市立坂本小学校は、長崎県長崎市坂本三丁目に位置する公立の小学校です。1956年に設立され、「坂小」という愛称で親しまれています。この学校は、長崎市北部の児童数の増加に応じて設立され、2026年には70周年を迎える予定です。

教育目標と校歌

坂本小学校の教育目標は「笑顔の花を咲かせよう」となっており、児童たちが心豊かに成長することを目指しています。また、校章は柏の葉の上に「坂本」という校名が縦書きで描かれています。校歌は、島内八郎が作詞、木野普見雄が作曲したもので、三番までの歌詞があり、各番の最後には「光あれ 光あれ おお坂本小学校」と繰り返されるメッセージが込められています。

校区と中学校の連携

この学校の校区は、坂本1丁目から坂本3丁目、江平1丁目、江平2丁目、江平3丁目の一部、平野町、浜口町、川口町、岩川町、そして茂里町の一部を含んでいます。次の中学校は長崎市立山里中学校であり、継続した教育が行われています。

学校の沿革

坂本小学校の歴史は1956年4月1日に始まりました。最初の校舎が完成するまでの間は、近隣の銭座小学校で授業が行われました。その後、12月には校舎が完成し、正式な開校式が挙行されました。

1957年には給食室が完成し、1959年には校舎の全工事が完了。続いて1962年には校歌が制定され、1970年には体育館、1973年にはプールが完成しました。1987年には運動場拡張のために新しいプールも整備されました。加えて、1989年には長崎大学医学部附属病院内に特殊学級「たんぽぽ学級」が設置されて、支援を必要とする児童も受け入れています。

さらに、1996年には校舎の改修工事が完了し、2001年には新体育館も完成しました。最近では、2010年に各教室に液晶テレビが設置され、2011年には電子黒板が導入されるなど、教育環境の整備が進められています。2019年に中学校の校区が長崎市立山里中学校に変更されるなど、地域との連携も強化されています。

アクセス

長崎市立坂本小学校へのアクセスは良好で、最寄りの鉄道駅はJR九州長崎本線の浦上駅です。また、長崎電気軌道本線の大学病院停留場からは徒歩約10〜15分の距離です。バスの場合、長崎バスの「大学病院玄関前」バス停が近く、国道206号も利用しやすいように整備されています。

周辺施設

学校周辺には、長崎大学医学部や長崎大学病院もあり、地域の教育と医療において重要な役割を果たしています。長崎市立江平中学校も近くに位置しており、小学校から中学校へのスムーズな進学が期待されています。

坂本小学校は、地域に根ざした教育の場としての役割を果たし、これからも次世代を担う児童たちを育成していくことを目指しています。

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