長春龍嘉国際空港

長春龍嘉国際空港は、中華人民共和国吉林省長春市二道区龍嘉鎮に位置する国際空港です。長春市中心部から約31kmの距離にあります。

沿革

長春の旧空港である大房身国際空港は、1941年に満州国時代に大日本帝国陸軍の新京飛行場として開設されました。1962年には、中国民用航空総局の認可を得て、民間航空の主要路線に組み込まれました。当時は北京、瀋陽、長春、ハルビンを結ぶ路線を日帰り運行する軍民共用空港でした。1985年には大規模な拡張工事が行われ、2,600mの滑走路が新設されました。1992年には、国務院によって国際空港への昇格が承認され、1993年には国際ターミナルが完成し、国際空港としての運用が開始されました。

その後、空港の移転計画が決定し、以下のスケジュールで現在の長春龍嘉国際空港が開港しました。

1998年5月7日：中華人民共和国国務院と中央軍事委員会が移転計画を承認。
2001年8月29日：国務院が計画を正式に承認。
2002年：基礎工事を開始。
2003年5月29日：正式に着工。
2004年8月18日：基礎工事完了。
2005年5月31日：中国民用航空総局による試験飛行を実施。
2005年8月27日：長春大房身国際空港から民間空港業務を引き継ぎ、長春龍嘉国際空港が開港。

航空会社と主な就航路線

長春龍嘉国際空港は、国内外の様々な都市への路線が就航しています。

国内線
中国国内の主要都市への路線が多数運航されています。具体的な路線は常に変動するため、最新の情報は各航空会社のウェブサイト等でご確認ください。

国際線
アジアの主要都市を中心に、国際線も運航されています。具体的な路線は常に変動するため、最新の情報は各航空会社のウェブサイト等でご確認ください。

関連項目

長春大房身国際空港
国際空港の一覧
アジアの空港一覧
航空交通管制

外部リンク

公式ウェブサイト（中国語）
* 公式ウェブサイト（英語）

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